2022年3月8日
子育て
「家計のことも考えると仕事はいつかはじめたいなあ。いつになったら開始できるんだろう」と当時、専業主婦だったわたしがよく考えていたことでした。
ただ、専業主婦では保育園入園はハードルが高いうえ、実家は遠方。現実的には子供が大きくなってからでないと働くことが難しい状況でした。
この記事は、そんな中はじめた在宅勤務と未就学児育児(幼稚園入園までの1〜3歳)を両立した生活についての体験談です。
職場結婚をした旦那は転勤族でした。いつか転勤の辞令がでたら自分もついていかなくてはいけないと覚悟をしながら結婚後も仕事を続けていましたが、結婚5年目でついに辞令交付がされ同時に退職しました。転勤先は実家から飛行機をつかわなくてはいけないほどの遠距離でした。
転勤先には誰も知り合いがおらず、土地勘もない中で新生活がスタートし正直寂しさや不安な気持ちがありました。仕事もしていなかったため、話すひとは夜遅く帰ってくる旦那のみ。はじめのころは毎日のように母親に電話をして寂しさを紛らわせていました。ただ幸いにも、転勤後間もなく子供を授かることができました。
転勤先で新しい仕事も考えましたが条件が難しかったため、新しい仕事はせずにそのままゆっくりと赤ちゃんをむかえることにしました。
その後、妊娠の経過は順調で男の子を無事出産することができました。
出産前は地域の料理教室や母親学級へ、出産後は市立図書館で開催される絵本の読み聞かせの会やベビーヨガ教室などのイベントに積極的に参加をしていました。子供が生後半年をむかえるころには、連絡先を交換できるほどの友人を何人かつくることができました。
実家は遠方でワンオペ育児でしたが、比較的寝てくれるタイプの赤ちゃんだったことと相談できる友人も何人かできたため、孤独だった転勤先でのワンオペ育児も段々と楽しむことができました。
日々成長していく息子の姿を見て過ごす毎日は充実しており、心配していたワンオペ育児もそれなりに順調でした。友人の半数以上は共働きで、出産後は育休をとることがほとんどでよく友人には専業主婦だと暇じゃないかとよく聞かれました。
わたしも転勤する前は、育休をとり仕事を継続することが当たり前のように思っていました。タイミングの問題もあり結果として専業主婦になりましたが、元々バリバリ仕事をこなすタイプではないことと家でのんびり過ごすことが好きだったため、専業主婦の生活は気に入っていました。
専業主婦生活は気に入っていたものの、いつかは仕事復帰することを考えて保育園の空き状況や求人を確認する活動はしていました。ただ、転勤前から保育園は激戦の地域と聞いていたので、予想はしていましたがやはり正社員でも希望通りにはいるのは厳しく、専業主婦からの仕事開始は夢のまた夢という状況でした。
息子が1歳を過ぎ仕事開始は早くても幼稚園に入ってからだろうなあと思っていた中で転機がおとずれました。
新型コロナウイルスの流行でリモートワークな推進され、姉から「知り合いが在宅勤務の求人募集をしているから働いてみない?」という話があったのです。外に出て働くことが当たり前だとおもっていたため、その話しは目からウロコでしたが二つ返事で面接を受けることに決めました。
紹介された仕事は、コロナウイルスの流行で仕事の需要が増えた在宅でできるパソコンをつかった仕事でした。面接はZOOM面接で雇用契約書もオンラインでやりとりをおこない、自宅から一歩も出ることなくはなしはトントンとすすみました。無事面接は合格し、自宅で子供を見ながら在宅で週2〜3回のパート勤務することになりました。
はじめはリモートワークは想像ができませんでしたが簡単な内容のやり取りはラインにて行い、複雑な内容は電話をするなどして、想像よりも円滑に仕事をすすめることができました。
そして心配していた1歳息子と在宅勤務の両立は想像していたよりも、意外とできることが分かりました。
当時の1歳息子と過ごすタイムスケジュールは下記の通りでした。
7時~起床、朝ごはん
10時~公園や図書館など外出
11時半~お昼ごはん
12時〜昼寝
15時~おやつ
16時~Eテレ、おうち遊び
勤務開始は10時からで仕事終了時までは外出が困難な状況でした。
ただ1日も外遊びをさせない日が続くことは避けたかったため、起きる時間を6時に、公園へ行く時間を8時へと午前中のスケジュールを前倒しにすることにしました。
元々朝は早く起きることが多かったため、スケジュール変更はスムーズでした。
このスケジュール変更は外遊びさせる時間をつくれるだけでなく、早起きのため昼寝もしっかりとしてくれるメリットもありました。昼寝を長めにとれるとその間の仕事はとても楽になるので、公園の時間はとにかく体を動かさせて体力を消費させるように頑張りました。
正直、仕事前の公園時間は自分の体力がしんどいという問題はありましたが、在宅勤務と両立させるためにはかなり有効だったと思います。また、冬は朝の公園はとても寒かったですが夏の朝は日中に比べ過ごしやすく、コロナ渦での感染対策の観点からもメリットがありました。そして、昼寝以外の時間は、おやつやお昼ごはん、一人遊び、夕方のEテレ時間などでやり過ごすと意外と時間はあっという間でした。
ただ、1歳半を過ぎてくる頃には段々と自我がでてきはじめ癇癪をおこすことも増え大変な時もありました。ぐずった時は、普段は頻繁にあげることを避けていたおやつを割り切ってあげるなどして気を紛らわせていました。
また機嫌が悪いとき以外にもオムツ替えなどで、手が離せないときがあることは上司へ事前に相談はしておりました。他の同僚も同じような働き方をするママが多かったため、職場からの理解も得られていたため、やり過ごすこともできました。
仕事の日はなんとかタイムスケジュールを変更するなどで対応していましたが、どうしても仕事がない日と比べるとテレビやおやつの管理がしづらくなり、他のお友達と遊ぶ機会が少なることが気になりました。そのぶん仕事がない日は、外にいる時間をなるべく長くしテレビを見る時間を少なくするなど、メリハリをつけることに気を付けました。
働きはじめて嬉しかったのは、自分の銀行口座に数年ぶりに振り込まれたお給料をみたときです。もちろん、正社員時代と比べると金額はとても低いですが自分で好きにつかえるお金が増えることがうれしかったことを覚えています。
在宅勤務と育児の両立はたいへんだと思うこともありましたが、それ以上にいまの自分にとって下記のようなたくさんのメリットをかんじました。
①働きつつも、子供との時間もしっかりとれる
②子供の体調不良時に休まなくてよい(会社へ迷惑かけるだけでなく、パート勤務だと休んだ分お給料がさがるため)
③コロナを含め感染症の心配が少ない
④転勤してもその都度仕事を辞めなくてすむ
⑤遠方の実家へ帰省時も仕事を休まなくてすむ(実家で仕事をすることができるのでその間に子供もみてもらえるメリットもありました)
⑥自分に自信が持てた
とくに最後の⑥ですが、仕事をすることで生活のメリハリもうまれ家にいながら仕事をできる自分に自信をもてることができました。
はじめは不安でしたが、案ずるより産むが易しとはまさにこのことだと思いました。
「ああ、今日もずっとテレビ見せちゃったな。」と息子が2歳を過ぎた頃に私がよく悩んでいたことです。
息子が1歳の時に開始した在宅勤務と育児の両立は意外と順調で、このまま幼稚園入園までスムーズにいくと思っていました。ただ、2歳を過ぎた頃には息子の本格的なイヤイヤ期がはじまり、仕事にならない日が増えはじめてしまいました。
息子の機嫌を取るために、テレビを長時間見てしまうこともしばしば。。
この記事は、在宅勤務中テレビの長時間視聴を避けるためにはじめた通信教育についてのおはなしです。
息子は0歳の頃はよく寝てくれることもあり比較的育てやすい赤ちゃんでした。
それが1歳半を超えたあたりから段々と自我が強くなっていき、2歳を過ぎた頃にはこれがイヤイヤ期か!とはっきり分かるほどに自我の強さはエスカレートしていきました。
「ごはんたべる?」「いや、おやつたべるの」、「お昼寝しようか?」「いや、寝ない」といった具合に、まず第一声は「いや」からはじまります。そして、おもちゃがうまく並べられなかったりするなど、自分の思い通りにならないと癇癪をおこすようになったのです。
家だけならまだしも、出先で好きなおもちゃを買ってもらえないとなるともう大変!座り込んで、大声で泣き出す!まさに絵に書いたようなイヤイヤ期でした。おともだちと遊ぶ時も、オモチャの貸し借りがうまくいかず癇癪をおこして泣き出してしまう場面も多々ありました。
とにかくイヤイヤがはじまると手がつけられない。こっちが泣きたくなる。
そんな魔の2歳とよばれるイヤイヤ期がはじまったのです。
在宅勤務中はテレビを長時間見せてしまうことに落ち込む日々
仕事がない日でも手をやくイヤイヤ期です。もちろん在宅勤務の日は一層大変になりました。
1歳の時は夕方のテレビ番組を見せる程度で、テレビの時間はそれなりに管理することができていました。ただ、2歳を過ぎた頃には「テレビ見すぎだから消すね」と言ってテレビのスイッチを消すものなら癇癪をおこして泣く始末。癇癪をおこすと仕事にならなかったので、根負けしてテレビは見せ放題な状況になってしまったのです。
仕事がない日はテレビを見せないように注意していましたが、在宅勤務中は仕事にならなかったので1日数時間、ひどい時は半日ほどテレビをみせてしまう日もありました。長時間のテレビ視聴は良くないという育児情報を見かけるたびに、テレビ頼りな日々を反省し落ち込んでいました。
在宅勤務中はリビングのテーブルで仕事をしており、問い合わせ対応の仕事のためパソコンから長時間離れることは難しい仕事でした。ただ、問い合わせがない時など少しの仕事の合間はあったので、その合間で構ってあげられたらなと思うようになりました。
また、せっかくなら知育にもなるような内容がよいなと思ってたどり着いたのが自宅でできる通信教育でした。
通信教育を考えてからは日々ネットで検索して色々と比較した結果、私が選んだ通信教育はベビークモンでした。ベビークモンは公文式が提供している1〜2歳が対象の通信教育です。ベビークモンを選んだ理由は、息子が歌と絵本が好きだったからです。
公文式では「歌200、読み聞かせ1万 賢い子」というスローガンがあります。ベビークモンの教材はこのスローガンの方針に沿っており、童謡や絵本などを使ったことばのやりとり遊びが中心の内容になっています。
もともと、息子が産まれた時から親には「絵本は大切だから毎日欠かさず読んであげた方が良いよ」とアドバイスをうけていました。そのため、0歳の頃から図書館へは頻繁に通って絵本を読む習慣があり、息子も気づいたら絵本が大好きになっていました。
また、当時童謡が流れる音の出る絵本を息子はとても気に入っており、何度も童謡を楽しそうに聞いたりもしていました。
絵本と童謡が好きな息子にベビークモンは相性がよさそう!と思い、ベビークモンを申し込むことにしました。
ベビークモンは月1回の面談と絵本や童謡などの教材がセットになった内容です。月1回、教室へ通い一カ月ごとの成長記録をつづった連絡帳で面接を行ったあとは、1冊の絵本と教材を受け取り自宅学習するといった流れです。
教室によって異なるようですが、私が通っていた教室はパズルや童謡カードなどのクモンの知育教材も貸出可能だったため、教材とあわせて知育教材も借りていました。そして仕事をしている関係で月1回の面談は朝9時から時間を設けてもらえました。朝からしている習い事は皆無で、仕事の日は他人とは関われなかったため、仕事前にも習い事へ通えることにもとてもメリットを感じました。
息子は絵本や教材が受け取れ、先生と面談ができる月1回のベビークモンの時間をとても楽しみにするようになりました。
仕事の日は仕事がはじまる前に教室へ通い、息子は受け取ったばかりの教材を家へ帰ると嬉しそうに広げていました。
教材内容はテーブルの上でやりとりができるものばかりのため、仕事中でも私の隣で息子が教材を広げられ少しの合間に構ってあげられるようになりました。
結果、午前中のテレビを見せてしまっていた時間をテーブル上でやりとり遊びをする時間にすることができ、テレビの視聴時間を短縮することができました。
ベビークモンをはじめてから、在宅勤務中に実際にしていたことは下記の通りです。
①歌ブックや童謡カードを見せながら、曲を流したり一緒に歌う
②借りたパズルや教材の中にあるシール張りなどでひとり遊びをする
③教材をつかってことばのやりとりをする
④絵本を読んであげる
①の歌ブックはQRコード付きの童謡が10曲ほど収載された歌絵本です。CDもついていますが、QRコードを読み取ると曲が流れるようになっており息子も歌をきいて歌ブックをよんでました。
童謡カードは表が童謡の絵になっていて、裏には歌詞がついているカードです。知っている童謡は歌ってあげましたが、知らない童謡はYouTubeで流してあげました。歌ブックやカードを見せてあげられるため、歌を流すだけでパソコンや携帯の画面は見せずにすることができることもよいなと思いました。
②のパズルやシール遊びはひとり遊びを長めにしてくれるので、仕事に集中できる時間をとりやすくとても良かったです。
特に、息子は乗り物のパズルが大好きだったので、とても気に入って遊んでくれました。
③の教材はこどばのやりとり遊びが中心の内容になっています。空っぽのお弁当とおかずの絵が書いてあり「このお弁当になにをいれる?」「卵焼き!」といったように、書いてある絵を見ながらことばのやりとり遊びができるようになっています。
絵本は公文オリジナル絵本のためか、息子の反応がよい絵本が多かったです。
この中で、①②は息子が一人で集中して遊んでくれますが③④は自分も構ってあげる必要がありました。
そのため、忙しい時間は①②で遊んでもらって、仕事の合間で構ってあげられる時は③④で遊ぶといった具合に、仕事の状況に応じて使い分けをしていました。
在宅勤務中は仕事の内容上、ほとんどパソコン前から動けませんでした。
ただ、通信教育はテーブルの上でできることが多く、仕事中でも隣で見てあげられるため相性がとても良いと感じました。
そして、続けるうちにおしゃべりも更に上手になっていき、意思疎通がしやすくなり息子の成長を実感しました。
特に成長を感じたことは、おともだちとオモチャを貸し借りする時です!
これまでは無言でおもちゃをとってしまったり、とられてしまった時は癇癪をおこすことが多かったです。
それが「貸して」「やだ、まだ遊んでるの」といったことばを使って意思疎通をすることが増えて、そのためか癇癪も少しずつですが減ったように感じました。
通信教育は在宅勤務をスムーズにするためにはじめましたが、結果として息子の成長を感じられたことも良かったなと改めて思いました。
在宅勤務と育児の両立をした生活が息子にとって良かったかは分からない。ただ、育児以外の世界を持ちながら、息子の幼少期を一緒に長く過ごせた時間は後々わたしの宝物になる。
これは、息子が1歳の時からはじめた在宅勤務と育児の両立生活を改めて振り返って思うことです。
在宅勤務と育児の両立生活は息子が1歳から幼稚園に入園する3歳まで続くことになりました。
そして自分でやりたいことが増える反抗期とも呼ばれる3歳の時が一番大変で、この働き方に疑問を持つようになり、両立生活の限界を感じました。
ただその時、周囲の人へ頼ることの大切さに気づき、結果として冒頭につづったようなことを思えるようになりました。
この記事では、在宅勤務と育児の両立生活でわたしが率直に感じたことをおはなしします。
息子は気づいたらとてもおしゃべりな3歳児になっていました。
在宅勤務中のテレビの長時間視聴について悩んでいた時、テレビを長く見せてしまうと言葉が遅くなる、といった情報をネットで見る度に息子の成長を心配をしていました(※あくまでも当時、私がたまたまネットで見かけた情報です)。
ただ、3歳を過ぎた頃にはその心配は無用だったな、と思えるほど息子はおしゃべりが上手になっていました。
おしゃべりが上手になるにつれて、イヤイヤ期の特徴とも言える癇癪は少しずつ減っていきました。これでイヤイヤ期も卒業か!?とイヤイヤ期のゴールが見えかけたと思いきや、、
「僕がやるから、ママはやらないで!」、「これはおいしくないから食べない!」、
「まだ遊びたいから、帰らないよ!」
といった具合に、口達者に反抗するようになっていき親の思い通りにはいかなくなってきたのです。
反抗とは言ってもあくまでも親都合のはなしです。息子なりのやりたいことの要求なので、息子の話をしっかりと聞いて、感情的にならずに受け止めなくてはいけないと頭では分かっていました。
ただ、心に余裕がない時はついついイライラしてしまい、感情的になりがちでした。
息子がおしゃべりなことについては実母、義理母達にも「この子は1日中ずっとしゃべってるね」と口を揃えて言われる程でした。
親以外の大人も認めるほど、おしゃべりが上手なところは、親としても感心していました。
ただ、おしゃべりが上手になるにつれて「これなんだ?って僕にもう一回聞いて」、「この役はママがやって」とごっこ遊びなど会話を楽しむ年齢になってきました。
これまでは、仕事の合間でかまったりすることでやり過ごせてはいましたが「やだ!いま、これやりたいの!ママこの役で僕にこう聞いて!」と遊びかたを指定されるようにもなってきたので、段々とこれまでのやり方では難しくなってきてしまいました。
また、仕事をしていると手をひっぱられたり、パソコンを閉じるなど直接邪魔をするようになってきたので、本格的に仕事にならなくなってきました。
結果、仕事を邪魔されるとイラつき怒ってしまうことが増えてしまいました。
ただ、息子は遊んでほしいだけで悪いことはしていないし、かわいそうなことをしていると、反省していました。
そのうち、こんな仕事の仕方は間違っていたのかも。専業主婦のままでいるか、保育園に預けて外で仕事をする方がよかったかも、、と思うようにもなりました。
息子にイラつき感情的に怒ってしまい、息子のかわいい寝顔を見る度に反省する、といった悪循環な状態の日々が続いていきました。
この在宅勤務と育児を両立する生活はもう難しいのかな、、と精神的にも限界を感じていました。
そんな悪循環な状態の生活が続く中、市の3歳児健診がありました。
3歳児健診は、希望性で保健師さんへの育児相談が可能でした。このことを知り、悪循環な生活をなんとかしたい!と藁にもすがるような思いで、わたしは保健師さんへの育児相談を希望しました。
そこでわたしは、今の仕事内容や息子の成長具合そしてイラついて悪循環な状態になっていることを伝えました。
わたしの話を一通り聞いてくれた保健師さんから受けたアドバイスは「周囲の人へ頼ること」でした。
保健師さん曰く「今まではできていたことでも、子供の成長と共に難しくなってくることは増えていく。難しいと感じているなら、それだけ1人でやることは限界だということ。
そんな時は周囲の人へ頼ることが大事。例えば、一時保育やファミリーサポートによる支援、両親なども含め他家族の協力を得る方法などがある。」といったことでした。
保健師さんのアドバイスを受け、正直はじめは周囲へ頼ることがこれまで難しい状況だったんだよなと思いました。
ただ、保育園の状況は仕事を開始する前には確認していましたが、その後はなんとなく無理だろうと勝手に諦めていて今の状況については調べてない状態でした。
日々の生活に追われ、環境をかえること事態が億劫だと思い、周囲の人へ頼ることに本気で取り組んでないことに気づきました。
そして、息子がそれだけ成長していて、環境を変えなくてはいけない時だと思うようになりました。
その時、わたしが実際に行ったことは下記の通りです。
・一時保育の空きなど、いま一度預け先を探す
・シフト日を全体的に減らし仕事をセーブする
・旦那の休日や夜の時間(旦那が帰宅してくる時間)のシフトへ変えてもらう
・連休は実家へなるべく帰省し、両親にみてもらう時間をふやす
結果、一時保育などの預け先はコロナの影響があり預けることができませんでした。
ただ、3歳になると保育料が安くなったり、電動自転車を購入した為、遠い保育園も候補にいれられたので、以前調べた時よりも預け先の候補が増えていることに気づきました。
そのため実際にできたことは、職場へ相談してシフトを調整してもらったり、旦那や親など家族へ頼る時間を増やすといったことでした。
息子もしっかりと遊んでもらえる時間が増え、私も仕事に集中できる様になりました。
子供の成長にあわせて環境は変えていく必要があると実感しました。
意外と在宅勤務と育児の両立はできると思えた1歳代。
通信教育など過ごし方の工夫をしてみた2歳代。
もう限界だと思ったけど、そんな時は周囲の人へ頼ることが大切と気づいた3歳代。
息子が1歳の時からはじめた在宅勤務と未就学児育児の両立生活は、息子の成長と共に日々変わっていきました。
在宅勤務と未就学児育児の両立は子供の性格(よく寝てくれるか、一人遊びが得意なタイプかなど)、周期の環境、仕事内容などによって大きくかわってくると思います。
わたしの場合は、息子が比較的寝るタイプだったこと(3歳になっても寝かしつけをすれば昼寝をする、かつ数時間程度と長めにしてくれる)や周囲の人の協力も得られたため、なんとかやりきることができたと思います。
在宅勤務と未就学児育児の両立生活が息子にとってよかったかどうかはわかりません。
ただ、育児以外の世界も持ちつつも、息子の貴重な幼少期に長く過ごせた時間は後々わたしの宝物になる、とそう信じています。