2021年12月14日
子育て
0歳児でも保育サービスを受けたい、と考える人も多くいます。
とくに両親が共働きであれば、早めに保育サービスを活用しておきたいところです。
しかし、どんなサービスがあるのかよくわからないため利用できないという人もいます。
また、0歳児を預けて大丈夫なのか、どのような点に気を付ければいいのかと不安を感じることもあります。
今回は、0歳児保育で気を付けるべきポイントから、0歳児保育で活用できるサービスまで詳しくみていきましょう。
0歳児は、同じ年齢であっても月齢によって成長度合いが大きく変わってきます。
また、病気にかかりやすいため、衛生面に気を付けた保育が必要です。
快適に過ごせるように、体の異常に素早く気づくことが大切であり、特定の保育士が愛情深くかかわるようにしていくことが重要です。
そのほか情緒の安定を図るためにも、保育士との信頼関係を大切にしてください。
また、保育士との信頼関係が必要なのは子供だけでなく、保護者も同様といえます。
0歳児保育では、いくつか気を付けるべきポイントがあります。
乳児も幼児も同じでは、と思う人もいるかもしれませんが、実際はそうではありません。
0歳児は、1歳以降の幼児とは気を付けるべきポイントが違います。
とくによくうごく子供ほど気を付けなくてはならないため、注意が必要です。
どのような点に気を付ければ安心で安全な保育を実現できるのか、詳しくみていきましょう。
0歳児保育の場合は、子どもにあわせた対応を心がける必要があります。
一口に0歳児といっても月齢が1か月違えば全く対応が変わってくるため、注意が必要です。
子供の成長は早く、できることもどんどん増えて行動範囲も広がってきます。
首が座らない時期、首は座っても寝返りができない時期、お座りができるようになった子ども、ハイハイができるようになる月齢などその変化は大きいです。
成長が早い子もいれば遅い子もいて、それぞれの子どもにあわせた対応を心がけることで、保護者や子供との信頼関係を築くことができます。
子どもが過ごす環境を、安心・安全なものに整える必要があります。
とくに0歳児は弱く、未熟です。そのため、清潔な環境を維持する必要があります。
とくに0歳児といえば何でもかんでも口に入れてしまう年齢であるため、小さなごみや口に入りそうなおもちゃなどは置かないようにしてください。
また、成長が早いため、ハイハイやつかまり立ちが始まるといろいろなところにぶつかったり、物をさわったりしまいがちです。
子どもがけがをしないように、危ないものは近くに置かない、常に保育士が見守っているなどの体制を整えておく必要があります。
子どもとのふれあいを大切にすることが、情操教育にもつながります。
とくに0歳児は触れて確認することが必要で、「寂しい」「甘えたい」などといった欲求が出てくる時期でもあります。
抱っこしてほしい時期でもあり、保育士はきちんと応えることが大切です。そのため、スキンシップを図りながら感受性を育てていくのが重要です。
0歳児保育で活用できるサービスは、それほど多くはありません。
0歳児を預かるということは、それだけ大変なことだからです。しかし、全くないわけでもありません。
0歳児でも預かってくれる保育サービスがあるため、自分に合ったサービスを活用しましょう。
ここでは、0歳児保育で活用できるサービスをご紹介します。
0歳児保育を活用したいけどどのようなサービスがあるのかわからないという人は、ぜひ参考にしてみてください。
ベビーシッターは、0歳児から利用できる事業所も多くあります。
事業所によっても違いはありますが、急用で家を空けるときや土日などの緊急時に対応してもらえるのも大きな魅力です。
自宅で1対1で見てくれるため、複数の子どもが預けられる保育園などよりも安心できます。
何より1時間単位で利用ができるため、おすすめです。
入会金や登録料が無料の企業も多くあるため、使っても使わなくてもひとまず登録をしておくことで、いざというときにベビーシッターを頼むことができます。
平日常時子供を見ることができない、というときには保育園を活用してください。
両親が共働きで保育に欠けるなどといった理由があれば、保育園に入ることができます。
保育園では、0歳児でも1日預けることができるためおすすめです。また、0歳児保育の経験があるのはもちろん、慣れた保育士もいることで安心できます。
きちんと既定の人数が決まっているため、保育士の数に対して子どもの人数が多すぎて対応が追い付かない、などといったこともありません。
まずは、どのような環境かみるために、見学を申し込んでみましょう。
0歳児保育で活用できるサービスを選ぶには、いくつかのポイントがあります。
どのような点を重点的にチェックするべきか知っておくことで、サービスを選びやすくなります。
子どもの過ごす環境がどのようなものなのか、チェックしておくことが重要です。
ベビーシッターであれば自宅が保育場所のため、そこまで心配はいりません。
しかし、保育園に入園させる場合には、どのような環境なのか事前に見学を申し込むなどしてみておきましょう。
子どもの過ごす環境が納得のいくものなら、入園を検討してみてください。
事業者と保護者の連携がうまくとれるかどうかが、非常に重要なポイントです。
たとえば、ベビーシッターに預けたとして、自分の連絡先を教えるとともに必ずベビーシッターの連絡先を聞いておくようにしましょう。
そのほか、外に連れ出すときには連絡してもらう、いつもと違うことがあれば連絡してもらうなど細かく話し合っておくことが重要です。
また、預けていた間にあったことも詳しく報告してくれるベビーシッターであれば、信頼できるでしょう。
保育園に預ける場合には、朝起きた時の状況などを連絡ノートに細かく記入し、保育園側も1日にあった出来事をノートに記して記録しておくことがおすすめです。
事業者と保護者がうまく連携をとることで、病気などの異変をすぐに見つけることができます。
保育士やベビーシッターの中には、いくら子どもの対応がうまい人であっても相性があります。
相性が良くなければ、子どもにとっても大きな負担になり、ストレスの原因にもなります。
子どもとの相性をしっかり見極め、相性が良い先生やベビーシッターを見つけてください。
0歳児保育をしてくれるサービスは、それほど多くありません。
0歳児は月齢によっても大きく変わり、手がかかります。よく動くようになれば、ケガの心配もあるため片時も目を離せません。
しかし、緊急時や共働き家庭など預けるしかない、ということもあります。
とくに緊急時の突然の対応などは、ベビーシッターくらいしかできないためどこの事業者が信頼できるのかを知っておくことが重要です。
いざというとき慌てることがないように、どのような保育サービスを活用できるのかを事前に調べておきましょう。