ベビーシッターマッチングの特徴は?安心してサービスを利用する3つのポイント

2021年12月2日

子育て

用事があって子どもを一時的に預けたいとき、保育園の一時保育や自治体などが行うファミリーサポートの利用が挙げられます。

しかし、最近はベビーシッターマッチングサービスという方法もあり、子どもを一時的に見てくれるシッターさんをWeb上で探せる方法があります。

では、ベビーシッターマッチングサービスとは一体どんなものなのか、特徴や費用をご紹介します。安心して利用できるポイントもみていきましょう。

ベビーシッターのマッチングサービスって?

マッチングサイトを使ってベビーシッターを自分で探し、契約をして一時的に子どもを預けるサービスです。

サイトで子どもを預けたい日時に来てくれるベビーシッターを探します。サイトによって異なりますが、長時間の保育でなく幼稚園や習い事の送迎のみなど短時間でも構いません。

マッチングサービスのベビーシッターは、自分が子どもを預けたい日にちや時間によって選べる人が変わります。

ベビーシッターによって1時間あたりの料金も異なり、場所によっては来られない人も多いです。

また、人気のある人は予約が埋まっていることが多いので、早めに予約しましょう。

ベビーシッターマッチングの特徴

ベビーシッターマッチングサービスは、保育園での一時保育やファミリーサポートにはない特徴があります。では、特徴とはどんなものかをみていきましょう。

条件に合うシッターさんを選べる

保育園などに預ける場合、先生個人ではなく施設との契約になります。どんな先生がいるのか、先生たちの実績や人柄を知ることはなかなか難しいでしょう。

しかし、マッチングサービスを使えば、シッターさん一人ずつのプロフィールや実績が詳しく掲載されており、確認ができます。

当日予約OKのシッターさんや夜中に子どもを預かってくれるシッターさんもいて、急用ができても条件が合えば子どもを預けられます。

費用を抑えられる

マッチングサービスは、入会費や年間費がかからないこともあり、託児所などでベビーシッターを利用するよりも初期費用を抑えられます。

託児所などでベビーシッターを利用する場合、登録料・年会費などの費用がかかり、その上でシッター1時間あたり1,500円などの料金が加算されるのです。

しかし、登録料や年会費が無料のサービスを使えば、シッターさんの時給やオプション費用などの支払いだけで済みます。

時給が高い人もいるため、長時間・定期的に利用すると割高になりやすいですが、単発の利用ならマッチングサービスの方が費用を抑えられることが多いです。

Webやアプリから気軽に頼める

Webやアプリで条件に合う人探し、簡単に頼める気軽さもマッチングサービスの特徴です。

一時保育や託児所でベビーシッターを利用しようと思うと、書類でのやり取りや電話での申し込みが事前に必要になります。

予約優先の保育所が多く、急用で当日利用したくても枠が埋まっていて利用できない場合も多々あるのが現状です。

しかし、マッチングサービスを使えばWebサイトやアプリに登録して条件の合うベビーシッターを探し、見つかればすぐに申し込むことができます。

初めて利用する場合のみ、事前に1時間ほど面談がありますが、納得できればそのまま子どもを預けることもできます。

ベビーシッターマッチングの費用とサービス内容

次は、マッチングサービスを使ってベビーシッターを探した場合の費用相場やサービス内容、利用できるシーンについてみていきましょう。

費用相場

マッチングサービスを利用しベビーシッターを探すと、1時間あたり1,000円から受け付けてくれる人もいます。

保育士・看護師などの資格を持っていると1時間2,000円以上する場合もあり、費用だけで見ると大きな差になるためシッターさんの実績や資格などを確認しましょう。

相場としては、シッターさんの基本料金は1時間あたり1,600円ほどです。

安ければ悪い、高いから安心というわけではなく、シッターさんの人柄や保持資格などを見て決めるとよいでしょう。

サービス内容

ベビーシッターマッチングサービスは、サイトにもよりますがシッターさんにお願いできるサービス内容が幅広いです。

通常保育:保育園で子どもが先生と遊ぶようなことをシッターさんに行なってもらいます。子どものご飯を準備したり宿題を見たりしてもらうのもOKです。

病児保育:子どもが風邪をひいて幼稚園や学校を休まなければならないが、保育者がいないためシッターさんをお願いする場合に使います。

短時間保育:幼稚園や学童、習い事など子どもの送迎のみを頼むサービスです。

宿泊保育:夜から翌朝にかけて子どもの保育をシッターさんにお願いし、お風呂・寝かしつけ・翌朝の登園や登校準備までサポートしてくれます。

このようにサービスの内容がたくさんあり、どれも育児をしていると役立つものばかりです。

様々な利用シーン

豊富なサービス内容のため、さまざまなシーンで利用できます。ベビーシッターを頼みたいと感じるのは、急用ができたときが多いです。

仕事の残業、風邪をひいて子どものお世話がつらい、子どもが風邪をひいたが仕事を休めない、冠婚葬祭など急用時に使えます。

また、美容院やランチなどへ行くときに使うこともでき、リフレッシュしたいからベビーシッターを探すという人も多いです。

早朝出勤や夜勤、出張など仕事の都合で子どものお世話を誰かに頼みたいときにも役立ちます。

安心してサービスを利用する3つのポイント

マッチングサービスというと不安を感じる人も多いですが、安心して利用できるポイントをチェックすればとても便利なサービスです。では、安心できる3つのポイントを詳しくみていきましょう。

こまめにやりとりをする

サービス利用中はシッターさんとこまめにやり取りを行い、子どもの状況をメッセージなどで知らせてもらいましょう。

子どものお迎えに行った、こんなご飯を食べている、などの実況をしてもらうと、リアルタイムで子どもが何をしているかを知れて安心できます。

言葉だけではまだ不安という人は、写真を添付して連絡してもらうようあらかじめお願いしておくと、さらに安心できますよ。

シッターの審査が整っているサービスを選ぶ

サイトによっては、ベビーシッターの研修があったり、保育士・看護師・幼稚園教諭の資格保持者のみ登録されているサイトもあります。

シッターさんの審査が厳しいサイトなら、より安心して子どもの預けるベビーシッターを探しやすいでしょう。

サイトの審査が厳しくても、自分で再度シッターさんの身分証明書や登録証を確認しておくとより安心できます。

サポート体制が充実しているサービスを選ぶ

シッターさんの資格や経験だけでなく、今までの評価が見られるサイトもあり、実際に利用した人のレビューを確認すると安心材料が増えます。

また、ベビーシッターマッチングサービスは厚生労働省のガイドラインにより保険加入が推奨されていますが、保険に入っているか、保険の内容は十分かを確認しましょう。

シッターさんからこまめに連絡が来ないなどの困り事があれば、すぐに対応してくれるサイトを選ぶのも大切です。

ベビーシッターをうまく活用しよう

育児をしていると誰かの手を借りたいときは出てきます。そんなときこそ、ベビーシッターマッチングサービスを使ってみましょう。

うまく活用することで、自分が無理をしたり子どもを放置してしまったりと、親や子どもにかかる負担を減らせます。

まとめ

ベビーシッターをスマホ一つで気軽に申し込みができるのは、現代の子育てママやパパにとってとても便利なサービスです。

安心して利用できるポイントをチェックし、上手にベビーシッターマッチングサービスを使ってみましょう。

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