2022年1月6日
子育て
育児は乳幼児期の夜泣きや離乳食、2歳を過ぎてからのイヤイヤ期など子どもが成長するにつれ大変さも悩みも変わっていきます。
今回は子育てをする多くのママが大変と感じている時期を深掘りし、その対処法をご紹介していきます。
誰だって得意なこと・不得意なことが違うように、育児に対して「大変だな」と思う部分も人それぞれです。
夜泣きがひどくても離乳食を嫌がらずに食べてくれる子もいれば、その逆の子もいるように子ども一人一人の性格や特徴も違います。
子どもが成長するにつれ悩みもどんどん変わるので、育児の大変さは他の人とは同じ物差しでは測れないのです。
今回は育児をしている中で大変さを痛感する時期やその乗り越え方をご紹介していきます。
育児で多くの人が「大変だな」と感じる部分はどんなときでしょうか。
大変さを痛感する時期と対処法をみていきましょう。
夜泣きとは文字通り赤ちゃんが夜に泣いて起きることです。0歳児の赤ちゃんの多くにこの夜泣きがみられます。
1歳、2歳になってからも夜泣きが続く子も珍しくはありません。
赤ちゃんが夜泣きをする理由は様々で、おっぱいが欲しかったり怖い夢を見たりとその時々で違います。
日中に初めての場所に行ったりたくさんの人に会ったりと、多くの刺激を受けた日に夜泣きが見られやすい傾向にあるようです。
夜泣きがあるとママ(パパ)は細切れ睡眠になってしまうため満足のいく睡眠が取れません。
睡眠不足は疲労などの身体に起こる症状だけでなく、イライラなど心にも大きく影響を及ぼします。
それも1日2日ではなく、赤ちゃんが生まれてからほぼ毎日休みなく続くのが大変なところです。
この夜泣きが原因で「夜が来るのが怖い」と精神的に参ってしまうママも少なくありません。
このようなときは必ず心の休息を取ることが大切です。
夜泣きは仕方がないもの。「泣くな」と言って泣き止むものではありません。
できることは周りの大人で協力してママの寝る時間を確保することです。
パパのお仕事のお休みの前日の夜はパパに丸投げする日を作ってもいい。実家など祖父母を頼って甘えさせてもらうのも大切です。
寝不足の日々をワンオペで心も身体も健康に乗り切れる人は聞いたことがありません。
赤ちゃんを泣き止ませる方法を考えるよりも、周りを頼る方がママも確実に休む時間が作れるようになります。
離乳食は生後5~6ヶ月頃からごはんを食べる練習として与え始めます。離乳食問題も0歳児を育てるママの多くがぶつかる悩みのひとつです。
赤ちゃんの離乳食を作るのは意外と手間がかかって大変なことです。アレルギーの心配がある食材は初めてあげる際によく注意をしなければなりません。
食べることを嫌がりなかなか離乳食が進まないといったこともあります。
子供の成長のためにも「食べさせなきゃ」と必死で、食べてくれない不安から言葉が分からない赤ちゃんに対して怒ってしまうママもいるかもしれません。
しかし離乳食はあくまで食べることの練習です。特に離乳食初期は与える量も少なく、大半はおっぱいやミルクから栄養を摂っています。
離乳食を食べられないことが成長の妨げになるということは初期の内はまず心配ありません。
大切なことは赤ちゃんが食べる・食べないではなく、毎日与え続けることです。赤ちゃんは初めて食べる味や食感、またスプーンの舌触りなどにも違和感を感じます。
毎日少しずつでも与えてみることで段々と慣れてきて、離乳食を始めてから1ヶ月ほど経つと食べられる量が増える子も多いようです。
離乳食をスムーズに始めるコツとしては離乳食を与え始める前から麦茶をスプーンで与えてみるのが効果的です。
同じことを繰り返し行うことできっと赤ちゃんも上手に食べられるようになってきます。
「今日はあれとこれをやって…」という計画を立てても、子どもがいると自分の思い通りに時間を作ることができません。
「今日も何もできなかった…」という日なんて日常茶飯事です。そんな日は何かをすることを諦めることが必要になります。
何もできなかったと自分を責める必要は全くありません。ママは「今日も1日子どもの命を守った」と自分を誇りに思っていいのです。
とはいえ仕事や手続き関係などその日のうちに本当にやらなければいけないことがあるときもあるでしょう。
そういうときは周りに助けを求めることが必要です。まずはパートナーと「やりたい事」や「すべき事」の共有をしましょう。
1人で何とかしようとせずに誰かに頼ることで意外とすんなり解決することもあるものです。
言葉が通じなくて大変と思う原因の一つとして泣いている理由が分からないことが挙げられます。
オムツを替えてもおっぱいをあげても泣き止まず、抱っこをしても反り返って暴れる赤ちゃんに戸惑ってしまうこともあるでしょう。
赤ちゃんと一緒に泣いてしまったというママも少なくありません。
赤ちゃんが何をしても泣き止まないときの1つの理由にメンタルリープというものがあります。
これは赤ちゃんの脳の成長に伴って起こるもので病気などではありません。
リープが起こる時期は赤ちゃんの出産予定日(誕生日ではない)から計算ができます。
もし何をしても泣き止まない日がリープ期と重なれば赤ちゃんはまた少し成長している証拠です。
「あ、いま成長中なんだな」と実感できると不安も少し和らぎますね。
また言葉が話せないと「伝わっているかな?」と心配になりますが、赤ちゃんはママの言葉をちゃんと聞いています。
ママの表情もよく見ているので、笑いかけてあげると赤ちゃんも嬉しいものです。
絵本などは言葉を覚えるきっかけとなるといわれているので、たくさん読んであげるときっと後々のコミュニケーションにも役立ちます。
ご飯作りに食器洗い・洗濯・掃除・買い物…挙げるとキリがないくらいの家事をママは子どもを見ながらこなしていきます。
やり慣れた家事でも子どもの相手をしながらになるため、パパッと終わらせたくても思い通りにはいきません。
バタバタとしているうちにお昼になり「あ、もうこんな時間…」とガッカリ&お昼ご飯の支度が始まります。
寝不足の中毎日無給でこなすママは素晴らしいと思いませんか。
ママはいつでも子どものことが最優先です。多少家事ができない日があっても仕方ありません。
頑張りすぎてイライラしてパパや子どもにやつあたりしてしまうくらいなら、潔く家事をすることを諦めるのも悪くないのではないでしょうか。
また家事代行サービスなどを利用するのもひとつの手段です。
育児をする上で特に大変な時期は乳幼児期とイヤイヤ期です。
それぞれの時期に起こる内容と対処法をご紹介していきます。
乳幼児期とは主に0ヶ月~1歳半くらいまでのことをいいます。この時期に多くのママが悩みを抱えるのが夜泣きです。
やはり夜にゆっくり休むことができない日が続くと心も身体もボロボロになってしまいます。
そんなときはネントレ(ねんねトレーニング)がおすすめです。ネントレで大事なことは赤ちゃんの生活リズムを整えてあげることです。
月齢が低いうちはお昼寝の時間がバラバラになってしまうことは仕方がありません。まずは「夜は寝るもの」ということを覚えさせてあげることが大切です。
毎日なるべく同じ時間にお風呂に入れて、入浴後の授乳を済ませた後は暗い寝室へ連れていきましょう。寝室に行く時間も決めておくといいですね。
夜中に泣いて起きたからといって明るい部屋に連れ戻すと、赤ちゃんは「朝かな?」と勘違いし目が覚めてしまうこともあります。
繰り返してしまうと生活リズムはつきづらいため暗くしたまま授乳や抱っこで寝かしつけることが大切です。
生活リズムの定着と赤ちゃんの寝る力がつくことで少しずつ寝てくれる時間も長くなっていきます。
そうするとママも少し自分の時間が持てたり、夜もゆっくり眠れたりするようになります。
イヤイヤ期は2歳~3歳くらいの子どもの多くにみられます。
その名の通り「ご飯も嫌」「お風呂も嫌」などすべてに対して「イヤイヤ」する時期で、毎日1日1回ではなく1日中何回も繰り返されます。
イヤイヤ期の子どもへの接し方で大切なことは否定をしないことです。
子どもが癇癪を起こしたときは一度「そっか、〇〇が良かったんだね」「〇〇したかったんだね」と子どもの気持ちを受け入れてあげましょう。
遊びに夢中でお風呂を嫌がるときは「じゃあ後〇分遊んだらお風呂行こうか」という提案もおすすめです。
何かに夢中になっているときに突然声をかけられ違うこと進められても気が進まないのは子どもも大人も同じことです。
あらかじめ声をかけておくことで、子どもも上手に切り替えることが出来るようになります。
子どもの成長は一瞬、手のかかるときなんて今だけと言われても大変なものは大変です。
息が詰まってしまう前に周りに助けを求めることが大切になります。
大変な育児を乗り越えるための頼れる味方をご紹介していきます。
おうちで子どもの面倒を見るママにとって懸念されるのが子どもの預け先問題です。
保育園などの一時保育は枠が埋まっていたり、当日の受付が難しい事もあります。
そんなとき登録しておくといいのが便利なのがベビーシッターです。
ベビーシッターは自宅に来てもらい面倒をみてもらえるため、子どもが遊び慣れている自宅で面倒をみてもらうことができることがメリットとなります。
みてもらっている間に家事をこなすのもいいですし、預けて外へ出掛けることも可能なため自分の時間を持てるようになるのです。
子育ては夫婦が協力し合うことが大切です。家事も育児も家族のことでママだけが頑張るものではありません。
「パパは外でお仕事を頑張ってくれているから…」と遠慮してしまい、頑張りすぎてしまうママが多いようです。
また女性は「言う前にやってほしい」「察してほしい」と思う傾向にあります。しかし男性は「言ってくれなきゃ分からない」が本音です。
このことからママは協力してほしいことなど思っていることを口に出して、夫婦でしっかりと共有していくことが大切だということが分かります。
パパとママがお互いを思いやりながら協力していくと、お互いが気持ち良く頑張ることができます。
育児の大変な時期を乗り越えるために大切なのは1人で頑張りすぎないことです。
日頃からパートナーと話し合いながら協力し合っていくことが子どもの健やかな成長にも繋がります。
また、たまには子どもを預けてママも家庭から離れて息抜きをする時間を作ることも大切です。
常に自宅で子どもの面倒を見ているママはいざ子どもと離れるとなると「大丈夫かな」「今何してるかな」と不安になるもの。
そんなときはハニークローバーでベビーシッターをお願いすることがおすすめです。
ハニークローバーのアプリでは子どもの保育状況をリアルタイムで確認することができます。
この機能があればママも安心して子どもを預けられますね。
子育ての大変な時期は子どもの成長と共に何度も訪れます。
乗り越えるためには1人で頑張ろうとせずに、パートナーやベビーシッターなど周りを頼ることが大切です。
ハニークローバーは会員登録をしていなくてもホームページにてシッター一覧を確認することができます。
シッターさんの雰囲気や得意なことなど、事前情報を前もって確認できることは利用する上での安心に繋がりますね。
育児は共有できた方がいいものです。子どもの笑顔を守るためにも肩の力を抜きながら周りを頼りながら乗り越えてください。