保育園が遠い場合の送り迎えを乗り切る方法を解説|活用できるサービスもご紹介

2022年1月6日

幼稚園・保育園

共働き体制になるので子どもを保育園に通わせたいというお父さんお母さんはたくさんいます。

家庭の事情だけではなく、近くの保育園に空きがないなどの理由で、どこに子どもを預けたら良いのか悩むこともあるでしょう。

近所の保育園に通わせたいけれど、評判があまり良くないので、少し遠いけれど評判がいい保育園に子どもを通わせたいということもあるかもしれません。

遠くの保育園に通うことになると、何が大変で、そしてどのようなメリットがあるのかを解説していきます。

遠くの保育園に通わせたいと思っているお父さんお母さんは、ぜひ参考にしてみてください。

保育園が遠いと大変なこと

悩む女性

育児休業から仕事復帰するときに、誰に子どもの面倒を見てもらうかというのはとても重要なことです。

保育園で育児のプロに子どもを見てもらうのが最も安全ですが、通わせたい保育園が近いところになく、遠いところにある場合はどう対応すればいいのでしょうか。

また、保育園が遠いことでどのようなデメリットやメリットがあるのか気になるという人も多いです。

毎日通う保育園が遠いところにある場合、どのような部分が大変なのかを、3つのポイントに絞って解説していきます。

子どもを遠い保育園に通わせるかどうか考えているというお父さんやお母さんは、保育園を選ぶ時の参考にしてみてください。

迷ったら、子育ての経験がある友人に聞いてみるなど周りの人に相談してみるのもおすすめです。

送り迎えに時間がかかる

保育園が自宅から遠いことで生じる大きな問題として、送迎に時間がかかってしまうというものがあります。

子どもの準備や自分の準備に時間がかかってしまったときは、保育園に遅刻してしまう可能性もあるのです。

送るのに時間がかかると仕事に遅刻してしまう、迎えに行くのに時間がかかると保育園に迷惑がかかるなどの問題もあります。

送迎で疲れてしまったり帰りが遅くなることで、家事が思うようにできないなど、イライラすることもあるかもしれません。

送迎に時間がかかってしまうというのは様々な問題が生じてしまうので、子どもを保育園に通わせたいときはなるべく自宅に近く通園しやすい保育園を選ぶ方が気持ちの面でも負担が少ないでしょう。

保育園が近くにあると送迎に時間もかかりませんし、子どもも通園しやすいので、保育園を選ぶときは自宅に近いかどうかも1つの目安にして選択してください。

緊急時にすぐ駆けつけることができない

赤ちゃん

保育園が遠く送迎に時間がかかるということは、子どもが急に風邪を引いたときなどにすぐに駆けつけることが難しいということを意味します。

自宅や職場から保育園が遠いと、子どもが怪我をしてしまった、熱が出たなどの事情で保育園から連絡があってもすぐに対応できないのです。

現在保育園が遠くて子どもの緊急事態に対応できないというお父さんやお母さんは、近くの保育園に転園させるということも視野に入れておいてください。

近くの保育園は選びたくない、遠くの保育園に通わせたいときはパートナーと相談したり、実家のご両親や親戚など頼れる人に協力して欲しいことを伝え、いざという時に助けてもらえるよう事前にお願いしましょう。

雨の日はエネルギー消耗が激しい

傘をさしている子ども

送迎は、電車で通園しているというケースを除けば毎日行います。当然悪天候の時も送迎をしなければなりません。

雨の日の送迎だと、子どもが滑って転ぶ可能性や、雨に気を取られてなかなか歩が進まないなどで、体力や気力が削られてしまう可能性があります。

雨の日の送迎は親にとっても子どもにとってもエネルギー消耗が激しいので、そういう面でも自宅に近い保育園に登園や転園をすることがおすすめです。

自宅に近い保育園に登園することで雨の日の送迎も多少楽になりますので、自宅から近い保育園をチェックしてみてください。

遠くの保育園に通うメリットは?

赤ちゃんを抱っこする女性

保育園が遠いと、送迎に時間がかかってしまう、雨の日の送迎はエネルギーを消耗するなど、デメリットが多くあるのは事実です。

では遠い保育園に登園することはデメリットしかないのかと問われれば、そうではありません。遠い保育園に登園することにもメリットはあるのです。

遠い保育園に登園することでどのようなメリットが生まれるのかを2つのポイントに絞って紹介していきます。

仕事の関係で自宅から遠い保育園に入園させる、転園させる必要があるという人は、遠い保育園に通園することで得られるメリットをチェックしてみてください。

遠い保育園に子どもを入園させるときは、パートナーや周囲に相談して、入れたい保育園の情報を仕入れて検討してみましょう。

通園での体験が子供の感受性にプラスになる

自宅から遠い場所にある保育園に通うことで、子どもの情操教育に繋がる可能性が期待できます。

自宅近くの保育園だと、普段見ている景色とあまり変わりませんが、遠くの保育園だと景色や環境がガラリと変化します。見るもの全てが新鮮で、子どもの好奇心や感受性を刺激します。

遠くの保育園に子どもを通わせることで豊かな感性が育つ効果が期待できるので、遠くの保育園に通わせることも検討してみましょう。

適度な運動になる

親子と青空

遠くの保育園に通園することで、子どもにとっても、そして親にとっても適度な運動になります。子供の成長には適度な運動は不可欠です。

デスクワーク業務が主だというお父さんやお母さんの運動不足も少し解消される効果も期待できるので、遠くの保育園に通うのもおすすめです。

パートナーや周囲と相談して、毎日通う保育園をどこにするか決めましょう。

保育園が遠い場合の送り迎えを乗り切る方法

赤ちゃんと女性

保育園が遠いと大変な部分もあり、メリットもあります。しかし、その大変な部分をどう乗り切るかが大切です。

遠い保育園の送迎の負担を少しでも減らすためにできることを紹介していきます。

遠い保育園に通うのは、どうしても大変だと思いがちですが、工夫できる部分があったり、今のこの時期にしかできない楽しみを見つけるなど視点を変えたりすると、遠い保育園に通うことも多少楽になります。

時短勤務で時間的な余裕を作る

時短勤務にしたいと職場に相談してみましょう。フルタイムで働くと、どうしても子どものお迎えが遅くなってしまい、家に帰る時間も遅くなってしまいます。

育児とフルタイム勤務を両立するのは大変です。職場に相談して時短勤務にしてもらい、お迎えの時間を早く、朝は多少余裕を持てるように比較的出社時間を遅くしてもらいましょう。

寄り道をして子どもと過ごす時間として楽しむ

保育園と自宅が遠い場合、その送迎の時間を親子のコミュニケーションに充てましょう。保育園に行くまでの道のりで、子どもが何か興味を示したら対応してあげてください。

時間に余裕があるときは、子どもと一緒にちょっとした寄り道をするのもおすすめです。子どもと親が触れ合う時間がとれますし、何より親は気分転換になります。

保育園が遠い場合の送り迎えで活用できるサービス

親子

保育園が遠く、送迎に時間がかかってしまうというときに利用できるサービスを2つ紹介していきます。

最近は、子育てを応援するサービスがいろいろありますので、送迎の時間が長く、毎日大変な思いをしているお父さんお母さんは、利用できるサービスを積極的に利用してみてください。

ベビーシッターの送り迎え

ベビーシッターに、子どもの送り迎えを頼んでみましょう。ベビーシッターは育児のプロですので、子どもを安全に送迎してくれます。

ベビーシッターにはマッチング型と派遣型があり、例えば忙しい朝だけ単発で利用したいというときはマッチング型のベビーシッターに頼んでみましょう。

派遣会社やサービス内容によって、また派遣型・マッチング型のどちらで依頼するかで料金は異なるので、どのようなお世話をしてほしいかということと家計の状況によって選んでください。

子育てタクシー

子育てタクシーという便利なサービスがあるのはご存知ですか?子育てタクシーを頼むと、例えば買い物をして重い荷物を持って子どもと帰るという大変な思いをしないで済みます。

子どものみを乗せて安全に送迎してもらうことも可能です。現在子どもを遠い保育園に登園させていて、送迎が大変というお父さんお母さんは、子育てタクシーを頼んでみましょう。

保育園が遠いことで悩んでいるなら育児のプロに相談しよう

おもちゃで遊ぶ子ども

保育園が遠く、毎日の送迎が忙しくて大変だと感じているお父さんお母さんは、自分達だけで悩まずに周囲を頼りましょう。育児のプロに相談するのもおすすめです。

ハニークローバーであれば、育児のさまざまな悩みに対応できます。お住まいの地域の近くのベビーシッターを探して活用すると、毎日の送迎が楽になり、生活に多少ゆとりがでます。

ハニークローバーは自分が希望した条件のベビーシッターに子どものお世話をしてもらいたいという要望にも対応可能なので、働くお父さんお母さんを助けてくれます。

会員登録すれば細かい条件に対応している人材を派遣してもらうことができるので、まず電話番号とパスワードを設定してアカウントを作成しましょう。

登録が完了したら、どのようなベビーシッターに来てほしいのかの条件を選ぶことができ、子どもの送迎やお世話を頼むことができるので活用してみてください。

まとめ

親子

遠い保育園に子どもを通わせることは、大変なことも多いです。しかし子どもとの貴重なふれあいの時間でもあります。

子どもと触れ合える送迎時間にするためにも、仕事の時間を短くする、パートナーと協力するなど工夫をしてみてください。

また、無理をせず自分の親や育児の経験がある友人に頼ることもおすすめです。

育児と仕事の両立が大変で、どちらかの負担を多少減らしたいというときは、ベビーシッターなどの保育サービスも積極的に利用しましょう。

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