2021年12月29日
子育て
子育て中のママたちの中には「この大変な時期はいつまで続くの?」と思う方も多いのではないでしょうか?
この記事では、子育てで大変な時期についてご紹介していきます。
子育てで大変な時期に多い悩みや、大変な時期を乗り切るコツ、具体的な対処例などについてもまとめました。
子育てに奮闘中のママたちに、参考にしていただければ幸いです。
子育てで大変な時期とは、具体的にどの時期を指すのでしょうか?
人によって感じ方は違いますが、子育てでは0歳から3歳までの間が特に大変だとされています。
これは、生まれてすぐの赤ちゃんは身のまわりのことを全くできず、3歳までは生きていくために大人の手を多く必要とするからです。
昼夜や場所を問わず泣く赤ちゃんに付き合うことで、ママの体には大きな肉体的負担がかかります。
また、一般的に言葉を話し始める2歳ごろまでは、泣き方などから赤ちゃんの伝えたいことを推察しないといけません。
意思疎通が難しいという面でも、赤ちゃんと過ごすママは精神的に大きな負担を抱えることもあるでしょう。
そして、2歳を過ぎてコミュニケーションが取れるようになっても、イヤイヤ期が始まり、子供の感情のアップダウンに振り回されてしまうことも。
このような理由から、3歳までは子育てが特に大変だと言えるのです。
子育てで大変な時期に多い悩みとは、具体的に何があるのでしょうか。
まずは、子育てで大変な時期に多い悩みについておさえていきましょう。
子育てで大変な時期に多い悩みとして、初めてのことへの不安ということもあげられます。
長い妊娠期間を経て出産を終えると、休む間もなく新生児のお世話がスタート。
ミルクや母乳を使った授乳やオムツ替え、まだ柔らかい新生児の身体を支えながらの木浴など…
次々と新しいことをこなしていかなければならず、ママたちは大きな不安にさらされます。
また、せっかく赤ちゃんのお世話に慣れてきても離乳食や夜泣き対応など、赤ちゃんの成長に合わせて対応する内容が刻々と変化。
その都度、ママは自分なりにやり方を調べたり、うまくいかない場合は試行錯誤したりする必要があるでしょう。
育児本やネットで情報を収集しながら、「これでいいのかな…」「間違っていたらどうしよう」といった、不安と闘いながら子育てを行います。
子育てで大変な時期に多い悩みとして、自由時間がないというものもあるでしょう。
子供が生まれると、ママは赤ちゃんのお世話に追われ自分の時間が取りづらくなります。
「夜赤ちゃんが寝てから自由時間を楽しもう!」と思っていても、疲れのあまり赤ちゃんの隣で寝落ちしてしまうことも。
自由時間がないことから気分転換が難しく、ママたちはストレスを募らせていきます。
ここまで、子育てが大変な時期や子育てが大変な時期の悩みについてご紹介してきました。
今が一番大変だと分かっていても、この大変な時期を乗り切るために、何か対策を講じたいものです。
では、子育てで大変な時期を乗り切るコツには、どのようなものがあるのでしょうか?
以下にいくつかご紹介していきます。
子育て中に感じる不安は、とにかく吐き出すようにしましょう。
相手はパパや祖父母など身近な家族はもちろん、支援センターのスタッフや保健師など家族以外の人でも構いません。
また、子育てのプロである保育士や、ベビーシッターに不安な気持ちを聞いてもらうのもオススメです。
プロはママたちからの相談に乗ることに慣れているため、思いがけない「アドバイス」と称した指摘によって、傷つけられることもないでしょう。
すぐに具体的な解決策が見つからなかったとしても、不安な気持ちを言語化することで、穏やかな気持ちになれます。
先述したように、子育て中のママは自由時間を確保するのが難しいです。
しかし、赤ちゃんのお世話に追われてずっと走り続けている状態は、精神的によくありません。
そこで、気分転換する日をあらかじめ決めて、子育てからいったん離れる時間を作ってみてはいかがでしょうか?
パパや祖父母に子供を預けても良いですし、保育園の一時保育やベビーシッターを活用して、1人時間を確保しましょう!
「慣れない人に赤ちゃんが泣かないかな…」などと不安に思うママもいるかもしれませんが、ママから離れる時間は赤ちゃんの成長の刺激にもなります。
「思い切って離れてみる」という経験に、親子ともどもトライしてみてください。
育児サービスを利用することで、子育ての大変な時期を乗り切るという方法も効果的です。
支援センターに親子で足を運び、さまざまなイベントに参加してみるという方法もあります。
赤ちゃんとママだけの閉鎖的な関係に新しい風が吹き、赤ちゃんの成長やママのストレス発散のきっかけとなるかもしれません。
ここからは、子育てで大変な時期を乗り切る対処法の例を、月齢や年齢ごとにご紹介していきます。
赤ちゃんが生まれてから6ヶ月までの子育ては、頻回な授乳や沐浴など、ママにとって初めてのことの連続です。
初めてのことへの不安が大きいことで、ママは心身ともに追い詰められがちになってしまいます。
ママの気持ちがしんどくなる前に、パパや祖父母に気持ちを吐き出すようにしたり、日常的に手伝ってもらえる環境を作るようにしましょう。
身近に頼れる人がいない場合は、ファミリーサポートセンターの産後サービスなど、行政の子育てサービスを利用するのもオススメです。
また、支援センターのスタッフや保健師さんなど、子育てのプロに不安な気持ちを打ち明けてみるのも良いでしょう。
6ヶ月~2歳の子育てでは、ハイハイから歩き出した赤ちゃんから目が離せず、緊張の連続であることからママの疲れが蓄積していきます。
また、離乳食が始まったことで、「食べムラ」や「好き嫌い」といった食の悩みに苦しむママもいるかもしれません。
まず、赤ちゃんを危険から遠ざけて安心した環境で子育てをすることでママの不安を軽減するために、誤飲の恐れがあるものを手が届かない場所に保管するようにしましょう。
「家庭で赤ちゃんと2人きりだと息がつまる」という場合は、日中の時間を支援センターで過ごすようにするのもオススメです。
赤ちゃん自身も同じ年頃の子から刺激を受け、成長のきっかけとなることでしょう。
そして離乳食に関しては、外出したり家庭内でベビーマッサージをするなど、できるだけ体を動かすことで赤ちゃんを空腹にすると、食いつきが良くなります。
歩き始めたら親子で散歩に出るなど、運動の習慣をつけるのがオススメです。
2歳~3歳の子供は、自我の芽生えとともにイヤイヤ期がピークを迎えます。
頻繁なグズグズに振り回され、お買い物や家事をするのも難しくなることも…
この時期は思い切って家事を手抜きして、子供のイヤイヤに付き合ってあげましょう。
ご飯は出来合いのものを買ってきたり、掃除・洗濯をパパや家事代行サービスに頼るのも1つの方法です。
また、お出かけの予定がある場合は早め早めに行動して、「ぐずる時間込みのスケジュール」を立てるという方法もあります。
ここまで子育てで大変な時期の乗り越え方などについてご紹介しましたが…
やはり子育てをママだけでこなそうとするのは、負担が大きすぎるといえます。
子育て中はママにとって頼れる味方を作ることで、できるだけ1人で抱え込まないようにすることが肝心です。
「赤ちゃんの人見知りがひどいから預けにくい」という場合でも、ベビーシッターや保育園の先生などプロの人材に頼ると、赤ちゃんのまた違った面が見えてくるかもしれません。
家庭内だけで解決しようとせず、外部のサービスも上手に取り入れていくことをオススメします。
この記事では、子育てで大変な時期やその乗り越え方などについてお伝えしてきました。
今まさに大変な子育て中のママたちは、記事の内容を参考にしながら、対処法を取り入れてみてください。
ベビーシッターなどの外部サービスも活用して、子育ての大変な時期を乗り切りましょう。