産後クライシスの上手な乗り越え方を解説|産後クライシスの原因や期間もご紹介します

2022年1月7日

子育て

出産を終えて育児に追われる日々を過ごす中で、産後クライシスに悩まされているママも多いのではないでしょうか?

この記事では、産後クライシスとは何か、その原因や産後クライシスの乗り越え方についてお伝えしていきます。

「産後クライシスで夫婦仲が危ない」「このままじゃ離婚になってしまうかも!」と不安に思っているママは、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

産後クライシスとは

親子

産後クライシスとは、出産後の数年間で急激に夫婦仲が悪化していく現象のことです。

出産後、ママは慣れない育児に奮闘し、心身共に大変な日々を送ります。

自分のことはいつも後回しで十分に睡眠も取れず、孤独感や不安感に苦しめられるママも多いことでしょう。

そんな中、パートナーであるパパが育児や家事に力を貸さず、関心を示すこともしないと
ママの精神状態は、さらに追い込まれてしまいます。

パパに対する気持ちが急速に冷え込み、信頼感が薄れてしまうのです。

一方で、パパ側も子どもが生まれたことによる変化についていけず、戸惑っている場合があります。

家庭でうまく立ち回れず、ママとの心の距離は開くばかり。

次第に家庭で疎外感を感じるようになってしまい、居心地が悪くなってしまうこともあるでしょう。

このように、子育てが始まったことで生じる夫婦の気持ちのズレが、夫婦関係に影を落とすことになります。

産後クライシスの原因

親子

ここまで、産後クライシスとは何かについてご説明してきました。

ではここからは、産後クライシスの原因について詳しくみていきましょう。

これから出産を迎えるという方は、産後クライシス回避のためにも、以下の内容をぜひ参考にしてみてくださいね。

子どもが中心になる結婚生活

青空と親子

産後クライシスの原因の一つとして、結婚生活が子ども中心のものへと変化することがあります。

子どもが生まれるとどうしても子どものお世話が第一優先になるため、夫婦で過ごす時間が減り、お互いを思いやる余裕もなくなってしまいます。

このような結婚生活の変化が、これまでの夫婦関係に変化を生むのです。

ホルモンバランスの急激な変化

座り込む女性

妊娠そして出産は、ママの身体に大きな変化をもたらします。

短い期間でホルモンバランスが大きく変化することにより、ママはイライラしやすくなったり、涙もろくなったりすることも。

場合によっては産後うつに移行してしまう危険性もあるため、注意が必要です。

このようにホルモンバランスの変化によってママのメンタル面がかき乱されることで、産後クライシスの原因となることも考えられます。

夫婦間のコミュニケーション不足

喧嘩中の男女

先にもお伝えしたように、子どもが生まれると生活が子ども優先のものへと一変します。

育児を頑張るママと仕事を頑張るパパの生活リズムにすれ違いが生じ、コミュニケーションを取る時間の確保が難しくなることも。

このような夫婦間のコミュニケーション不足によって、考え方にズレが生じたり、ママが孤独感を募らせてしまったりして産後クライシスの原因となります。

産後クライシスの期間

不機嫌な男女

子どもが生まれたことによって多くの夫婦がおちいる産後クライシスですが、その期間はどれぐらいなのでしょうか?

ここからは、産後クライシスの期間についてご説明していきます。

ほとんどが産後半年以内

悩んでいる男女

産後クライシスの期間は、ほとんどの場合が産後半年以内です。

これは子どもの成長とともに子どもを中心とした夫婦関係に慣れ、夫婦間の意識が安定してくるためです。

また、話し合いや時には喧嘩を繰り返しながら、夫婦の絆が深まっていき産後クライシスを脱出できる場合もあります。

長期化するケースもある

赤ちゃんと両親

多くの場合半年以内に産後クライシスが落ち着く一方で、場合によって産後クライシスが長期化することもあります。

お互いの気持ちに上手に寄り添うことができず、悪化した夫婦関係が改善できないケースもあるのです。

産後クライシスの乗り越え方

親子

慣れない子育てに翻弄されながら、多くの夫婦を悩ませる産後クライシス。

できることなら、1日でも早く乗り越えたいですよね。

ここからは、産後クライシスの乗り越え方をいくつかご紹介していきます。

産後クライシスに悩んでいるママやパパは、ぜひ以下の内容を参考にしてみてくださいね。

お互いに自分の時間を大切にする

運動する女性

産後クライシスを乗り越える一つのヒントとして、ママもパパもお互いに自分の時間を大切にするようにしましょう。

乳児のお世話は昼夜問わず続き、緊張の連続です。

「気分転換したい」、「少し子育てから離れて休憩したい」と感じても、子育て中はストレス発散の時間がなかなか取れません。

しかし、夫婦ともストレスが溜まった状態いると普段気にならないようなことに腹が立ってしまうこともあるでしょう。

子守りを交互に行ったりベビーシッターを頼んだりして、お互いに自分の時間を確保することをおすすめします。

家事や育児の分担を話し合う

眠そうな女性と赤ちゃん

産後クライシスの原因の一つとして、家事や育児の負担がママにいきすぎるという点があります。

そこで、家事や育児の分担を改めて話し合ってみることも産後クライシスを改善する方法として有効です。

いくつかの家事タスクをパパに分担してもらったり、子どものお世話をパパに頼めるよう、話し合って決めてみてはいかがでしょうか。

また、家事や育児をいくらかパパに分担してもらうことで、ママの大変さが伝わり思いやりの心が芽生えるかもしれません。

家事・育児代行サービスを利用する

エプロン姿の女性

家事・代行サービスや育児代行サービスを利用するというのも、産後クライシスを乗り越えるために役立ちます。

家事・育児は家庭内のこととはいえ、外部サービスに頼ることは決して悪いことではありません。

ママとパパそれぞれに自由な時間が確保できる上に、プロの技に触れることで刺激を受けられるというメリットも。

積極的にサービスを取り入れて、力を借りていきましょう。

産後クライシスに悩んでいる方はプロに相談を

子どもと育児で疲れた母親

ここまでご紹介してきたように、産後クライシスを乗り越えるためには夫婦で協力し合うことも必要ですが、夫婦だけで抱え込んでしまうと、心身にますます負担をかけてしまうということも懸念されます。

夫婦関係の風通しを良くするためにも、プロに相談して解決策を模索していくことがおすすめです。

産後クライシスで悩んでいるなら、ぜひハニークローバーにぜひご相談ください。

ハニークローバーは保育や家事代行を請け負うシッターサービスです。

経験豊富なスタッフが、幅広い視点から育児や家事をサポート。

繰り返しご利用いただける定期利用サービスもあるので、生活の一部として取り入れることでママ・パパの負担を軽減するのに役立ちます。

シッターの評価についても事前に知ることができるので、ぜひご利用を検討してみてくださいね。

まとめ

子ども

この記事では、産後クライシスの原因や乗り越え方などについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

産後クライシスは子どもが生まれたことで生じる変化により、多くの夫婦が直面する問題です。

夫婦で話し合うことで解決できる場合もありますが、ベビーシッターサービスや家事代行といったプロの手も借りながら、解決を目指していくことをおすすめします。

この記事が産後クライシスで悩むママやパパの手助けとなれば幸いです。

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