第一次反抗期の子どもとの関わり方を解説|ストレスが溜まったときの対処法もご紹介

2022年1月6日

子育て

いつも笑顔で愛くるしい我が子がある日突然「イヤイヤ」や「癇癪」を起こすと戸惑う人は多いのではないでしょうか。

2〜3歳を迎える頃になると、なんでも「イヤイヤ」をするようになり親はもちろん周囲の人にも反抗するようになります。

初めてこうした行為を目の当りにしたパパやママは急に扱いにくくなった我が子に途方に暮れることも少なくありません。

まさにこの時期が第一次反抗期と呼ばれる時期に当たり、「イヤイヤ」や「癇癪」は典型的な行動のひとつです。

今回は第一次反抗期の子どもとの関わり方、反抗する我が子を前にストレスが溜まったパパやママの対処方法について解説します。

これから第一次反抗期を迎えるお子さん、今まさに反抗期のお子さんがいるパパとママの参考にしてください。

第一次反抗期の始まる時期

第一次反抗期は自分で立って歩ける1歳半を迎える頃、だいたい2歳前後から目立つようになります。赤ちゃんは自分の欲求を伝えたくても言葉が話せないため「イヤイヤ」で感情を表現します。

イヤイヤをするようになるのは1歳半からが多く、2歳半がピークで中には3歳から4歳まで続く子どもも少なくありません。

その間パパやママはイライラやハラハラの連続です。それでは第一次反抗期を迎えた子どもにどのように親は向き合えばいいのでしょうか。

第一次反抗期でよくある行動

第一次反抗期はわけのわからないことで駄々をこねることが主な行動パターンです。
ときには理不尽な振る舞いにカッとなる親も少なくありません。具体的な第一次反抗期に見られる行動について解説します。

自分でやりたがる

幼児期の反抗期は突然やってきます。いきなり反抗的な態度をとり始めたり、いつもの行動に何らかの変化が現れ始めたりすると第一次反抗期のサインと思ってください。

この時期は自我が芽生える時期でもあり親が手を貸そうとしても自分でやるといってがんと聞き入れない態度をとります。

とにかく「イヤイヤ」と言ってパパやママの言うことを聞いてくれません。

否定・癇癪が増える

第一次反抗期は自我の芽生えであり成長の証ともいわれます。また否定や癇癪は親に対する甘えの一面でもあるといえます。

構って欲しいという強い意思表示かもしれません。こういう際に親は慌てることなくぎゅっと抱きしめて「大丈夫だよ」と呼びかけてください。

親があたふたすると子どもは余計不安になることもありますから、どっしりと構えるくらいがちょうど良いです。

親はすぐに手を出すのではなく子どもの主体性を見守ってあげてください。

第一次反抗期の子どもとの関わり方

第一次反抗期の子どもを目の前に親は慌てることもしばしばです。頭では理解できていても実際に初めての子育てで第一次反抗期を迎えると戸惑うパパやママが少なくありません。

ではどのように第一次反抗期の子どもと接すればよいのでしょうか。子どもとの関わり方について解説します。

子どものチャレンジを見守る

2歳前後から始まる第一次反抗期は「魔の2歳児」とも呼ばれるほど親を悩ませる問題です。

何をするにも「イヤイヤ」をして否定し自分でやろうとし、親が手を出そうとすると拒絶することもしばしばです。

そうした姿は自我の成長を示すもので、自分の要求が通らないとなると周囲を気にせずどこででも感情的になりやすくなります。

子どもは否定や癇癪をしながら自分の気持ちをコントロールする術を学んでいくといわれます。

そのため親は子どもの「チャレンジ」を遠くから見守ってすぐに手を出さないことが大切です。

自分でできること・できないことが理解できるまで待つのも第一次反抗期の子どもを抱える親にとって必要といえます。

精神的な余裕を持つ

第一次反抗期の子どもは親だけでなく保育士に対しても癇癪を起こし、思い通りにならないときは感情を爆発させます。

大切なことは大人が子どもの感情的な行為に便乗してしまわないことです。子どもの反抗は大人から見れば理不尽なものが多く、イライラさせられるケースが少なくありません。

しかし、大人は精神的余裕を持つことを心がけてなぜ「イヤイヤ」をするのか冷静に考えてみましょう。

この年齢の子どもは癇癪を起すことでしか気持ちを表現できないからです。自分でやりたいのなら危険なことでなければ極力大人は手を出さずに見守ることが一番大切です。

叱る際には理由を伝える

またどうしても子どもを叱る際には感情的になって怒鳴るのではなく優しくやってはいけない理由を説明してあげてください。

子どもは大人の言葉を十分に理解できないかもしれません。そのため同じ過ちを繰り返すときも、根気強く理由を説明することで子どもは次第にやってはいけないことを意識できるようになります。

子どもが甘えられる時間をつくる

第一次反抗期は子どもによっては「甘え」の意思表示であるといわれています。子どもとの十分なスキンシップはとれていますか。

第一次反抗期は赤ちゃん返りする時期でもあります。もし子どもがスキンシップに飢えているなら思い切り抱きしめて「あなたが一番好きだよ」と言ってみてください。

自分が愛されていることが確認できれば子どもの気持ちも次第に落ち着いてくれるはずです。

第一次反抗期の対応でストレスが溜まったときの対処法

第一次反抗期の子どもと毎日接していると親もストレスが溜まる一方です。第一次反抗期を迎える子どもに対し親もストレスを解消することが重要になります。

ここでは育児でストレスを抱えた親の解消法について解説します。

一人の時間をつくる

親も一人になれる時間を作りましょう。子どもが自分の世界を広げようとするように親もたまには外に出かけたり、好きな映画や音楽を聞いたりするのをおすすめします。

子どもを預けられる方は夫婦でランチに行くのもおすすめします。何か趣味を持って自分だけの時間を自宅や外で過ごすことがストレスを溜めない方法です。

保育サービスを活用する

一時保育やベビーシッターなどさまざまな保育サービスがあります。一人で育児をしなければならないと思い込まないで外部のサービスを積極的に活用すればストレスも解消できます。

自治体や民間が行っている保育サービスを利用して心のゆとりを取り戻してください。

第一次反抗期の対応が辛いならベビーシッターを活用しよう

第一次反抗期は扱い方を間違えるとエスカレートして親の方がストレスからうつ状態になることもあります。

そうなる前に悩みを共有できるママ友や同じ境遇の人に話を聞いてもらうのも大切です。

そして一瞬でも育児から解放されて自分の時間を持てる環境を作りましょう。お近くにハニークローバーがあればぜひご利用ください。

育児の専門知識と経験があるプロのベビーシッターなら第一次反抗期の子どもの扱い方にも慣れているため、親は束の間だけでも自分の時間が持てます。

そしてリフレッシュしてまた子どもと向き合いましょう。またハニークローバーなら育児の悩みにも親身になって相談にのってくれます。

一人で悩まずハニークローバーに相談されてみてはいかがでしょうか。

まとめ

第一次反抗期は子どもを抱える親なら誰でも一度は経験する大人にとってひとつの試練です。しかし、絶対に子どもや自分を責めないでください。

信頼で生きる友達や仲間にパパやママが直面している悩みを相談してみましょう。一人で抱え込まないでハニークローバーのような外部のサービスを受けるのもおすすめします。

第一次反抗期は家族の絆を深めるチャンスです。子どもが安心して甘えられるのは親だけです。

子どもの気持ちに寄り添い必要な時は思い切り甘えさせてあげましょう。

そして適度に息抜きをしながら子どもの成長を見守ってください。

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