2人目出産時に上の子の預け先がない時の対処法を解説|各種サービスの料金や特徴もご紹介します

2022年1月6日

子育て

2人目の赤ちゃんが産まれるのを楽しみにしているママとパパの心配の1つに、上の子どもの預け先のことがあります。

出産時の入院や産後に上の子をみてもらう先が決まっている場合は良いのですが、預け先が無い場合、ママ達の不安は切実です。

今回は2人目の出産で上の子の預け先が無い場合の対処法についてお話しましょう。不安を解消して安心して出産に臨んでください。

2人目出産時に上の子の預け先がないパターン

妊婦と赤ちゃん

2人目の赤ちゃん誕生は嬉しいことで皆協力したいとは思っているのでしょうが、どうしても上の子を預けることができないという場合もあります。

どのような理由から預けることができないのか、多いパターンは次のようなことです。

親が共働き・ひとり親

両親が共働きのため、長期の休みが取りにくい、母親1人で祖父母の介護があり子どもを預けることが難しいなどが理由です。

産後仕事が休みの時は預けることができるというケースや、1日中は無理でも時間により預けることができるというのがこのパターンになります。

実家が遠い

上の子を預けたくても実家が遠い場合には、やはり難しいでしょう。

上の子が保育園などに通っている場合は、特に遠い実家に里帰り出産は不可能になります。

実家の母親に泊りがけで来てもらうという方法もありますが、それも難しいという場合が多いのです。

義実家で見てもらうのはやはり気兼ねしてしまい、心から任せて安心できるという訳にはいかないのが実情です。

預け先がない時の対処法

俯く女の子

それでは預け先がない場合にはどうすればよいのでしょうか。いくつかの対処法があるので解説していきましょう。

長期休暇に合わせて計画分娩をする

入院期間上の子をパパに見てもらえるように、長期休暇を取れる日にちに合わせて計画的に分娩の日を決めるのも1つの方法です。

突然に新しい家族が増え戸惑う上の子の心のケアも大切で、パパが側にいて分かりやすく状況を話してあげることも必要です。

仕事の関係で難しい場合もあるでしょうが、ママが入院中の間だけでもパパが休暇を取る努力をしてください。

子連れ入院ができる病院を選ぶ

赤ちゃん

パパの仕事の都合がつかず、どうしても上の子の面倒をみることができない場合は子ども連れで入院のできる病院を選ぶ方法もあります。

あまり多くはありませんが、最近徐々に子連れ入院のできる産婦人科が増えつつあります。

病院によっては保育士に上の子の面倒をみてもらえる場合もあるので、より安心して出産でき気兼ねすることも少ないでしょう。

行政のサービスを利用する

各行政のサービスを利用するという方法もあります。地域によって多少違いますが、どのようなサービスがあるのか挙げてみましょう。

  • 産褥シッター・産褥ヘルパーの派遣
  • ファミリーサポート

行政のサービスでは産褥シッターや産褥ヘルパーとして、産後のママをサポートする人材を派遣しています。

各自治体で多少違いはありますが、産後のママの身体や心のケアも行いママの負担を軽減することを目的としています。

赤ちゃんの世話だけでなく、家事代行や育児相談なども行っているのでママにとっては嬉しいサポートです。

各市町村、自治体により運営されているファミリーサポートセンターも利用したいサービスです。

出産での入院中や退院後に上の子の保育園への送迎、預かりなどのサービスを行ってもらえるので相談してみましょう。

ファミリーサポートセンターは、出産後共働きを予定している家族にとってはぜひ利用したいサポートサービスといえるでしょう。

ベビーシッターサービスを活用する

手を振る保育士と子ども

行政のサービスの他に、ベビーシッターサービスを活用する方法もあります。

ベビーシッターサービスには上の子の通常保育のみでなく、家事代行など必要な時に必要なサービスを利用できるので活用しましょう。

ベビーシッターサービスで利用できるサービスには次のようなことがあります。

  • 保育園の代わりに自宅で1対1での保育を行う
  • 保育園への送迎と保育
  • 家事代行サービス
  • 病児・宿泊保育にも対応

ママの出産での入院中、上の子を自宅で保育してもらえるのは安心できますし、保育のプロとして研修をうけたベビーシッターならより安心できます。

保育園への送迎やその後の保育など、短時間の利用や希望に即対応してもらえるのは便利です。

必要なら家事代行サービスにも対応でき、上の子の急な病気やどうしても夜間の世話が必要になった場合の病児保育・宿泊保育も頼めるのは心強いです。

2人目出産時に大事な上の子のケア

座っている親子

出産時に上の子を預ける所がないと悩んでいるママは多いでしょうが、お話したようにさまざまな方法があるので安心してください。

出産はママにとって心身ともに大変なことですが、何よりも考えてあげて欲しいのが上の子の心のケアです。

突然に家族が1人増え、今まで自分1人のママやパパだったのに愛情を1人占めできなくなったことは、上の子にとっては大問題です。

急に赤ちゃん返りが始まったり、はずれていたオムツが必要になったりと上の子なりの抵抗を表すことも多いでしょう。
ママやパパは赤ちゃん誕生を喜ぶのと同時に、上の子の気持に寄り添うことが大切になります。

上の子と2人きりの時間を作る

上の子の気持を受け止めるには、できるだけ上の子と2人きりの時間を作ることが大切なのです。

例えば1日の内の数時間、赤ちゃんの世話をベビーシッターに任せて上の子と2人で公園に出かけるのも良いでしょう。

ママの気分転換にもなり、上の子はママと2人の時間を持てることで安心できて心から弟妹の誕生を嬉しいと思えるようになるのです。

スキンシップを増やす

ママやパパが上の子としっかりと遊んであげること、そして時には赤ちゃんに接するように抱きしめてあげることで上の子は安心します。

スキンシップは絶やさず、上の子の心をしっかりとケアしてあげてください。

ベビーシッターのサービス内容と料金・特徴

おもちゃで遊ぶ子ども

2人目の出産ではママやパパの負担軽減のために、ベビーシッターなどのサポートやサービスを活用することをおすすめします。

ベビーシッターを利用する場合、その内容とともに利用料金についてもきにかかるところです。サービス内容とおおよその料金について確認しましょう。

定期利用

各ベビーシッター派遣会社によりますが、定期利用の場合には利用者が希望料金を提示するなど条件を提示できる会社を選ぶとよいでしょう。

派遣ベビーシッターの料金は定期利用も一時利用もさほど差はない場合が多いですが、定期利用ではマッチング料金で条件にあったシッターを選べます。

ただベビーシッター派遣会社によっては年会費や入会金が必要な会社もあるので、事前に確認してください。

定期利用のサービスは週に5日の通常保育の他、毎週土曜日・日曜日の保育など月毎に定期的にサービスを利用する形になります。

赤ちゃん出産時の上の子の保育や、ママの負担を軽減するために数か月ベビーシッターを定期利用するとよいでしょう。

一時利用

一時利用は出産に伴い上の子は何とかパパが面倒をみることになっているけれども、仕事の都合で手助けが必要な場合などに利用したいサービスです。

急に保育園のお迎えができなくなった、どうしても仕事を休めなくなったなど、突発的な場合でもすぐに対応してもらえるのです。

料金は各ベビーシッター会社にもよりますが、1時間2,000円から3,000円前後というのが相場でしょう。

産後ケアに限りませんが、子育て支援のためのサポートを行う行政の制度を利用して料金をお得に抑える方法もあります。

大変な2人目出産時はプロの力を頼るのがおすすめ

ベビーシッター

2人目の出産は、嬉しい反面上の子の預け先の確保や心のケアなど心配ごとがたくさんあります。

あれこれ悩んでいる内にすぐに出産日を迎えてしまいます。上の子の預かり先が決まらないならプロのベビーシッターを頼るとよいでしょう。

研修を受けたプロのベビーシッターなら安心して育児を任せられます。急な保育園の送迎にも対応してもらえるのでぜひ活用しましょう。

ハニークローバーのベビーシッター派遣サービスなら、出産時の上の子の育児や家事代行も対応可能でサポート体制も整っているので安心です。

2人目の出産はハニークローバーでプロの手を借り、不安のない産前産後を送るようにしてください。

まとめ

赤ちゃんにキスする子ども

2人目の出産で実家などに上の子を預けられない場合でも、安心して2人目の出産を迎えるための対処法があります。

産婦人科の中には子連れ入院の可能な病院もあります。パパの休暇時に合わせて計画的に分娩を行うという方法もあるでしょう。

ママが気兼ねすることなく、また上の子の心のケアも充分に考えて育児のプロであるベビーシッターを活用することも方法の1つです。

ハニークローバーでは定期利用ももちろん、急にシッターが必要となった場合でも即対応できます。

不安定なママの心身のケア、そして上の子の心のケアも併せて、プロの手を頼り安心して大変な出産時期を乗り切りましょう。

前の記事へ

第一次反抗期の子どもとの関わり方を解説|ストレスが溜まったときの対処法もご紹介

次の記事へ

お留守番は何歳から任せられるのか解説|お留守番が不安な時に活用できる保育サービスもご紹介

関連記事

詳しく見る