2022年1月7日
子育て
赤ちゃんの頃はおむつでおしっこやうんちをしますが、大きくなってくると大人と同じようにトイレで排泄できるようトイレトレーニングを行います。
では、トイレトレーニングはいつから始めるべきか、始める目安をご紹介します。子どもがトイレで排泄できるようになるポイントもみていきましょう。
トイレトレーニングとは、まだおむつで排泄を行なっている子どもがトイレで排泄できるようになるために練習をすることです。
その目的は、おしっこやうんちをいつまでもおむつでせず、トイレでするという排泄の自立になります。
トイレトレーニングには段階があり、トイレへ行く・排泄をする・拭く・衣類の着脱などを子ども1人でできるように練習しなければなりません。
漏らさないようにおしっこやうんちがしたいという感覚やタイミングを子ども自身が理解し行動できるようにすることが大切です。
子どもは生まれてから今までずっとおむつで排泄をしてきたのに、急にトイレでおしっこやうんちをさせても上手くいきません。
では、トイレトレーニングはいつから始めればよいのか始めるべきタイミングをみていきましょう。
トイレトレーニングを始める場合、お子さんが2歳になってから開始するご家庭が多いです。1番多いのは2歳〜2歳半頃になります。
子どもが2歳くらいになると意思疎通ができるようになり、おしっこやうんちはトイレでするものと教えると理解でき始める年齢です。
トイレトレーニングを始めなければならない時期は決まっていませんが、1つのタイミングとして2歳頃と覚えておくとよいでしょう。
2歳頃になるとトイレトレーニングを考えますが、子どもによってとても個人差が大きいです。
1歳半から始めてできるようになるお子さんもいれば、3歳でもなかなかトイレで上手く排泄できないお子さんもいます。
2歳になったからしなくちゃ!なんで2歳なのにできないの!と思わずに、お子さんに合った時期やタイミングをみてトレーニングを開始してください。
トイレでの排泄を始めるべき時期として2歳頃とご紹介しましたが、年齢よりもお子さんの成長に合わせてトイレトレーニングを開始する方が、スムーズに進むことが多いです。
では、トイレトレーニングを開始できる子どもの成長具合とはどんなものか、どのように見分けるのかを詳しくみていきましょう。
まずは、子どもが自分でトイレまで行けることが前提になります。歩いてトイレに行ける・トイレのドアを開けられる・トイレの便座に座れることが1つの目安です。
トイレの便座は補助便座を使いましょう。トイレの便座に子供用の便座を乗せれば、子どもが座っても落ちないトイレの便座になります。
トイレの補助便座に座れるように、踏み台も忘れずに準備しましょう。
踏み台は階段のようなステップ式や置くだけタイプなどがありますが、子どもが1人でも登れるものやうんちをするときに脚の裏が付くものにするのがおすすめです。
2歳頃になると子どもの膀胱もある程度大きくなり、尿を溜めることができるためおしっこの間隔が2時間以上になってくることが多いです。
おしっこが頻繁に出なくなれば、おむつを外してトイレで要を達せる目安になります。
2歳前後でそろそろトイレで排泄を練習する時期かな?と思い始めたら、まずはおしっこの間隔がどれくらいかを確認してみましょう。
おしっこやうんちがしたいと自分の気持ちを伝えられるようになるのもトイレトレーニングを始める目安です。
トイレトレーニングを始めたばかりの頃は、ママやパパがこまめに子どもをトイレに連れて行くなどして排泄の感覚を覚えてもらいます。
しかし、お子さんが自分の気落ちを伝えられることができれば、こまめに連れて行く頻度も減り大人の負担も軽くなります。
しかし、子どもは我慢することが苦手で、おしっこやうんちがしたいと気持ちを伝えることができてもすぐに漏らしてしまうことも多いです。
気持ちが伝えられるようになったらすぐに開始するのではなく、おしっこやうんちが出そうだからトイレまで我慢するという感覚を先に覚えてもらうのもよいでしょう。
いざトイレトレーニングを始めたけれどなかなか上手く行かないという子どもも多く、悩むママやパパも少なくありません。
そこで、トイレトレーニングを成功させるポイントをみていきましょう。ポイントを抑えておくことで、トイレトレーニングが上手く進みやすくなります。
まだトイレトレーニングを始める前のおむつの時期に、おしっこがどれくらいの間隔で出ているかを把握してみましょう。
また、食後やお昼寝後など、おしっこが出やすいタイミングもチェックしてみてください。
上記の始める目安でもご紹介した通り、おしっこが出る間隔が2時間以上開くようであればトイレトレーニングを始めてみましょう。
2時間起き程度に自分からトイレに行かなければ、「トイレでおしっこしようね」と促し排泄をする習慣を身につけさせることが大切です。
また、子どもがおしっこしやすいタイミングも把握しておくと、おしっこが出る前にトイレに連れて行きやすくなります。
トイレでおしっこやうんちができたら、オーバーリアクションで褒めるとよいです。子どもにとって、トイレでおしっこやうんちをすることはあまりメリットがありません。
そこで、トイレでおしっこやうんちをすればママやパパが褒めてくれる!喜んでくれる!と覚えさせることで、トイレで排泄をすることが楽しいことになります。
トイレでできるなんてすごい!おむつが外れてカッコいいね!など、とにかく褒めて子どもが自主的にトイレで排泄できるように促すことがポイントです。
今までおむつで排泄を行ってきた子どもに、急にトイレでおしっこやうんちをしなさいと言ってもできなくて当たり前です。
トイレに間に合わなかったりトイレに行くそぶりもなく漏らしてしまっても、お子さんを叱らないようにしてください。
漏れても洗えば大丈夫!次は間に合うように少し早めに行ってみよう!など、前向きな声かけをして子どもが落ち込まないようにしてあげましょう。
それでもトイレトレーニングのために布パンツを履いている場合、漏らすと洗濯の手間もかかり大人の負担が増えます。そこで、トイレの練習中はトレーニングパンツを履かせてみましょう。
トレーニングパンツにもさまざまな種類がありますが、紙タイプのパンツにすれば濡れた気持ち悪さがわかりやすい上、漏らしても使い捨てられます。
布パンツに貼るタイプなどもあるため、ママやパパが使いやすいものを選ぶと、お子さんが漏らしても焦りません。
トイレで排泄をするのは、子どもにとって簡単なことではありません。簡単にできるようになるものでもなく、上手く行かないことも多いです。
トイレトレーニングに困ったときは、ママやパパが焦ったり子どもを叱ったりせずに育児のプロに頼りましょう。
家でトイレトレーニングをして上手く行かないという子どもでも、保育園に入り保育士にしてもらうことですんなりトイレで排泄ができるようになったお子さんもみられます。
保育園には通っておらず、幼稚園入園までにトイレトレーニングを完了させたいという場合は、ベビーシッターに頼るのもおすすめです。
ベビーシッターの中には、トイレトレーニングが得意というシッターさんもいます。
なかなかトイレトレーニングが上手く行かない場合でも、なぜ上手く行かないのかを見極めたり上手く子どもをトイレに連れて行ってくれたりします。
ハニークローバーではさまざまなベビーシッターが勤務しているため、子育てで困ったときは気軽に相談してください。
子どもにトイレでおしっこやうんちをさせるタイミングや時期は人それぞれ違います。お子さんの成長に合わせて焦らずにトレーニングをしてください。
しかし、親もトイレトレーニング初心者です。
上手くいかないと焦る気持ちからストレスになることも多いため、ベビーシッターや保育士などのプロにも頼りながらトイレトレーニングを成功させましょう。