赤ちゃんが人見知りをする時期と理由|親ができる対処法もご紹介します

2022年1月6日

子育て

今まで笑顔で誰にでも抱かれていた赤ちゃんが、急にママにしがみついて泣きわめくようになったという経験は誰にもあるのではないでしょうか。

赤ちゃんがママやパパ以外の人から声をかけられて、泣いてしまうのは「人見知り」が原因の場合が多いです。

今回は赤ちゃんの人見知りはどうして起きるのか、またその期間はどのくらいなのかをお話していきましょう。

人見知りの対処法も併せて紹介しているので参考にしてください。

赤ちゃんが人見知りをする時期

泣く子ども

赤ちゃんに人見知りが始まる時期は早い子で5か月くらい、平均すると生後7・8か月ごろが多いようです。

1歳過ぎてから始まったり、まったく人見知りしなかったり個人差は大きいので、あくまでも目安と考えてください。

手に負えないほど人見知りの激しかった赤ちゃんでも、2歳前後になると人見知りも随分落ち着いてくるでしょう。

もともとの性格から幼稚園に入園する頃になっても、人見知りをする子どももいます。人見知りが治まる時期にも個人差があるのです。

赤ちゃんが人見知りをする理由

人見知り

赤ちゃんはどうして人見知りをするのでしょうか。実は人見知りは赤ちゃんの成長の証であるともいえるのです。

もちろん子どもそれぞれの性格にもよるので、人見知りの理由や程度にも個人差があります。

脳が成長した証

赤ちゃんは生後3、4か月頃からママやパパの顔がわかるようになり、脳の成長につれて他人との区別がつくことで人見知りが始まります。

「この人はママやパパと違う人だ」と認識して不安になって泣いてしまうのが人見知りです。赤ちゃんの脳が成長した証だと考えましょう。

好奇心と恐怖心の葛藤

泣く赤ちゃん

赤ちゃんは人見知りが始まる頃になると、物事に好奇心を持ち始めます。いつも見るパパやママと違う相手に対して興味はあるけれど怖いと感じるのです。

誰かが側にいないと感じる不安とはまた違った、好奇心と恐怖心の葛藤のようなものが赤ちゃんの頭の中で起こるのだと考えられます。

これは何よりも赤ちゃんの成長といえるのではないでしょうか。人見知りを困ったことと考えずに、おおらかに対応していくことが大切です。

性格によるもの

また1歳前後の子どもたちにもそれぞれに性格の違いはあり、性格によってはまったく人見知りをしない場合もあります。

人見知りが酷いから、また反対に人見知りをまったくしないからと心配する必要はありません。その子の個性なのだと考えましょう。

核家族でいつもママと過ごす時間が多い子赤ちゃんと、大人数で過ごしている赤ちゃんでは当然他人に対しての感じ方も違うでしょう。

赤ちゃんの人見知りに対して親ができる対処法

預ける

心配はいらないとはいえ、せっかく名前を呼んであやしてもらったのに、大声で泣きわめく赤ちゃんに慌てることも多いでしょう。

赤ちゃんの人見知りにどう対処するとよいのか、親ができる上手な対処法をいくつか紹介します。

泣き出した時は落ち着いて様子を見る

「あら可愛い!」バスの中などで見知らぬ人に声を掛けられたとたんに、大泣きが始まる赤ちゃんがいます。

ママはもう大慌てで、なだめたり声を掛けてくれた人にお詫びしたりと大変です。

ママが慌てるほどに赤ちゃんの恐怖はますますつのります。まずは落ち着いて「大丈夫よ」と笑顔で赤ちゃんに接しましょう。

安心できると感じたなら、徐々に赤ちゃんも泣きわめくことをやめるはずです。

赤ちゃんにはママの気持ちがストレートに伝わるようです。話し掛けてもらってよかったねと明るく赤ちゃんに語りかけてあげましょう。

人見知り中であることを周囲に説明する

泣く赤ちゃん

赤ちゃんの大泣きに驚く周囲の人達に、今ちょうど人見知り真只中なので、などと状況を説明し理解してもらうことも必要です。

見知らぬ人だけでなく、離れている祖父母や親戚の人にも赤ちゃんは人見知りをするのですが、きちんと説明すればきっとわかってもらえます。

また周囲の人たちも、泣きわめく赤ちゃんに対して温かい目を向けるようにしてほしいものです。

ママが「人見知りの時期なので」と話したなら、気にすることはないとフォローしてあげてください。

ママは皆のフォローを受けることで育児の悩みを少しずつ解決していくことでしょう。

赤ちゃんの人見知りは誰しも経験のあることです。成長している証ととらえゆったりと構えることが大切なのです。

少しずつ外の人と会う機会をつくる

人見知りは心配することではありませんが、いつもママとパパだけで過ごすのではなく、時には外部の人と接するようにしましょう。

パパやママ以外の人と会う機会を増やすことで、無理なく人見知りを抜け出せることが多いのです。

人見知りがなくなると、赤ちゃんを預ける時も気兼ねすることが少なくなり、ママの心の負担もずいぶん軽くなります。

少しずつママやパパ以外の人と接する時間を長くして、赤ちゃんが人見知りを克服できるようにしてあげましょう。

近所に同じ年齢の子どもがいる場合にはママ同士の交流もあり、赤ちゃんが多くの人に会う機会も多くなりますが、そうでない場合も当然あります。

回りに子どもがいない場合や、あまり人とのかかわりが多くない場合でも方法はあります。

次に赤ちゃんが外の人とかかわるにはどうするのがよいのか、その方法についてお話していきましょう。

赤ちゃんが外の人と会う機会をつくる方法

赤ちゃんと子ども

赤ちゃんがママやパパ以外の人と会う機会は、どのようにしてつくればよいのでしょうか。0歳児から入園できる保育園に預けるのもひとつの方法です。

ただ保育園は誰でもが入れる訳ではありません。特に1歳未満の赤ちゃんの入園はなかなか難しいのが現状です。

ベビーシッターを活用する

赤ちゃんの人見知りを緩和するためと、ママのストレスをやわらげるためにベビーシッターなどの支援の活用も方法のひとつです。

人見知りは成長の証とはいえ、1日中赤ちゃんと向き合っているママは大変です。

短時間でも赤ちゃんをベビーシッターに預けることは、ママの負担を軽くしてくれるとともに赤ちゃんの人見知りを軽くする方法にもなります。

親戚や祖父母と会わせる

ベビーシッターなどの支援を活用しながら、時には祖父母の家や親戚に連れて行くなど多くの人と会わせるようにしましょう。

たくさんの人々と係わることで、赤ちゃんは人見知りを乗越えることができるのです。

赤ちゃんの人見知りで困ったらプロに相談しよう

ベビーシッター

赤ちゃんの人見知りは成長した証拠で心配はいりません。とはいってもママやパパにとっては悩みの原因となることも多いでしょう。

困った時には育児のプロであるベビーシッターに相談するのはいかがでしょうか。

ハニークローバーでは、保育の研修を受けたプロのベビーシッターを派遣しています。ママの負担を軽減し人見知りの赤ちゃんにも対応します。

特に人見知り時期の赤ちゃんの育児に悩むママは多く、ストレスを抱えながら家事と育児を行っているのです。無理をせずプロの手を借りましょう。

まとめ

家族

赤ちゃんは生後5か月位からいつも接してくれるママやパパの顔を認識し、他人に対して警戒心や恐怖を持つようになります。

そのために話し掛けられて大泣きをしたり抱っこされるのを嫌がったりする人見知りは、赤ちゃんの脳の成長から起きるといわれます。

時期が来れば人見知りはかならず治まるものです。慌てずに少しずつ人との関わりを増やしていくようにしましょう。

ハニークローバー派遣では人見知りの赤ちゃんにも対応できる、プロのベビーシッターを派遣しています。

赤ちゃんはベビーシッターと楽しく過ごしながら、人見知りを乗越えていくでしょう。ママも心と身体を休めるよい時間を取り戻せます。

ママの負担の軽減のためにプロの手を借りることは恥ずかしいことではありません。無理をせず人見知り時期の育児を乗り切りましょう。

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