2022年1月6日
子育て
大人になると会社での人間関係や仕事のトラブルからストレスを抱えている人は多いものです。それでは毎日寝ているだけの赤ちゃんはどうなのでしょうか。
実は赤ちゃんは大人以上にストレスをためやすいのです。なぜなら赤ちゃんは生まれてきたばかりなので、日々経験することがすべて初めてとなります。
ですから赤ちゃんへの気配りは欠かすことができません。
この記事では赤ちゃんがストレスを感じているときの対処法と、親が育児ストレスをためない方法について解説しています。
冒頭でも触れましたが赤ちゃんは生まれてきたばかりですべてのことが初めての経験になります。
ですからとてもデリケートな存在であるといえるでしょう。そんな赤ちゃんがストレスを感じる主な原因は3つあります。
すなわち環境的な原因と身体的な原因。そして精神的な原因です。順を追って解説していきます。
環境的な原因でそれがストレスにつながるケースとしては次のようなものが挙げられます。
赤ちゃんは周囲の環境にとても敏感です。大人なら気にならないことからも刺激を受けストレスをためてしまいます。
環境を整えられるのは大人だけです。細かく気を配ってあげましょう。
身体的な原因でそれがストレスにつながるケースとしては次のようなものがあります。
赤ちゃんはまだ体を自由に動かすことができません。体に異常があってもそれを適切に伝えることもできないので泣いて知らせるしかないわけです。
それを理解せずに放置してしまうと赤ちゃんはストレスをためてしまうことになります。
精神的な原因でそれがストレスにつながるケースとしては次のようなものが挙げられるでしょう。
赤ちゃんは親の感情にとても敏感です。ですから親が怒っているとそれがストレスになります。
また親がストレスを抱えていると赤ちゃんにも伝わりますから注意が必要です。
通常のストレスの範囲であれば大泣きするくらいで済むでしょう。しかし場合によっては体の不調となって現れることもあります。
例えば体に湿疹ができたり食欲がなくなる、便秘や下痢になったり嘔吐をする、ときには血便が出ることさえあります。
これらの症状が出た場合は病気を疑うのと同時にストレスの可能性についても考慮してください。
赤ちゃんがストレスを感じているときにはどのような対処が有効なのでしょうか。まず最初にすべきことはストレスや不快感の原因となっているものを取り除くことです。
そして赤ちゃんが過ごす環境を快適なものにしましょう。また抱きしめるなどのスキンシップも欠かせません。それぞれ大切なことなので順を追って解説していきます。
まずはストレスや不快感の原因を取り除きましょう。お腹が空いているのならミルクを与え、おむつが汚れているなら交換してあげます。
新米ママさんで赤ちゃんの変化に気づきにくい方はミルクやおむつの時間を決めておきましょう。
ベビーベッドも大切です。なぜなら赤ちゃんが一日中過ごす場所だからです。シーツや毛布の肌触りを確認しましょう。
エアコンや扇風機の風が直接当たらないように配置することも忘れないでください。
また抱っこをするときは赤ちゃんが一番落ち着く抱き方にしてあげましょう。縦抱きが好きな子もいれば横抱きが落ち着く子もいます。
赤ちゃんの過ごす環境を常に快適なものに保ちましょう。部屋の温度は夏は26度から28度に。冬は20度から21度が適温です。
湿度は40%から60%がいいとされています。時々換気をしてあげることも忘れないようにしましょう。
また赤ちゃんの生活のリズムを整えることも大切です。ミルクの時間を決めお昼寝の時間も決めておきます。
夜の入浴時間も決めておきましょう。こうすることで赤ちゃんは生活のリズムに乗って暮らすことができます。
赤ちゃんが一番大好きな人はママです。ママに抱っこをされているだけで赤ちゃんは落ち着きます。
1日に何度も抱っこをしてあげましょう。その際には笑顔で優しい声で話しかけてください。
赤ちゃんは体を動かすことも好きですから足を持って自転車漕ぎなどをしてあげるといい刺激になります。
またお風呂上がりには保湿クリームを忘れずに。保湿クリームを塗ることで全身マッサージにもなります。
親が育児のストレスをためてしまうと赤ちゃんにも伝染してしまいます。
ストレスをためないためには自分の時間を確保することや、身近な人や保育サービスを活用して休息を取ることも大切です。
それぞれ解説しましょう。
日中はパパが仕事に出ている時間です。ですから子育てはどうしてもママが中心になります。
子育てはママの仕事として頑張るのは良いことですが頑張りすぎると疲れてしまいます。
疲れはストレスの元ですからそのまま子育てを続けると赤ちゃんもストレスをためてしまいます。そうならないためには自分の時間を確保することが大切です。
パパが帰ってきたら赤ちゃんの世話を頼みましょう。2~3時間だけでも育児から開放されればリフレッシュできます。
これも赤ちゃんのためにはとても大切なことなのです。
パパの仕事が忙しく赤ちゃんの世話を頼みにくいときには、身近な人や保育サービスを活用するのもいいでしょう。
身近な人としてはお祖父ちゃんやお婆ちゃんがいいでしょう。子育ての先輩でもあり孫はかけがえのない存在ですから喜んで世話をしてくれるはずです。
近くに暮らしていない場合は保育サービスを活用する手があります。多少お金はかかるかもしれませんが、安定した子育てを行うには必要なことです。
保育サービスのスタッフは子育て経験者や保育士の資格を持っています。いわば子育てのプロですから安心して任せることができるでしょう。
赤ちゃんのストレス解消方法が分からないときは素直にプロに相談しましょう。ネットで調べるよりも有益なアドバイスが得られます。
自分の母親に聞くのもいいことです。赤ちゃんを一人前に育て上げたわけですから。また小児科の医師なら赤ちゃんのストレスについても豊富な知識や経験を持っています。
しかし病院に行くほどのこともない場合はどうすればいいでしょう。そんなときにおすすめなのが保育サービスです。
保育サービスのスタッフも子育てのプロですから親身になって相談に乗ってくれます。とにかく1人で抱え込まないことです。
おすすめの保育サービスは「ハニークローバー」です。現役のベビーシッターが丁寧に対応してくれるので安心して任せられます。
赤ちゃんがストレスを感じているときの対処法と、親が育児ストレスをためない方法について解説してきました。
親のストレスは赤ちゃんにダイレクトに影響を与えます。赤ちゃんが成長する上ではマイナスにしかなりません。
ご自身のためにも赤ちゃんのためにも何か悩みがあるのなら1人で抱え込まないことです。
赤ちゃんの育児で困った時は家族や親戚、ベビーシッターなどを頼ってみましょう。保育サービスを活用するのも有効です。