2022年1月6日
子育て
ほとんどのママが、子育てに口出しされた経験があるのではないでしょうか。
相手からすれば親切なアドバイスのつもりかもしれませんが、必要以上に意見されるのはありがた迷惑です。
日々の育児や家事・仕事に疲れている中で、追いうちをかけるようなストレスを感じているママたちもいます。
我慢しすぎて自分を犠牲にしない様、子育てに口出しされた際の対処法や自分の意見の伝え方をご紹介します。
子育てに口出しをしてくるのは家族や友人など、基本的には身近な人である場合が多いです。
仮に知らない人から口出しされたとしても、簡単に受け流す事ができるママが多いと思います。
身近な存在であるからこそ余計に感情的になり、言い合いなどに発展してしまうのではないでしょうか。
やはり、自分の子育てに一番口出ししてくるのは実の母親や義理の両親である事が多いです。
相手が実の母親となると、自分も相手も言いたい事を本気で言い合ってしまう場合があります。
実母が子育てについてアドバイスをくれ、互いに意見を言い合っているうちに大ゲンカに発展、なんて事になりがちです。
更には、義両親から子育てに口出しをされるママも多いのではないでしょうか。
相手が義母であれば多少遠慮がちに会話する為、ほとんどの場合ケンカにまでは至らないはずです。
とは言っても、言われたい放題だとストレスが溜まる一方です。
夫が自分の味方をしてくれないなんて場合は更に最悪で、ストレス大爆発でしょう。
また、親だけでなく兄妹や親戚が子育てに口出ししてくる事もあります。
子育てに口出ししてくるのは身内に限らず、友人から口出しされる場合もあります。
口出ししてきたのが子どもをもつママ友であればまだ我慢できるものの、子どもがいない友人に口出しされた時にはイライラも倍増でしょう。
友人との関係に亀裂が入ってしまうのは極力避けたいですが、自分を犠牲にしてストレスを溜めることも避けたいものです。
とにかく子育てに干渉したがる人は口出しをしてきます。
口出しされる内容は、子どもの躾や夫婦間の育児分担についての干渉である場合が多いです。
最も多いのは、子どもへのしつけや教育についての口出しではないでしょうか。
・子どもの話し方や言葉遣い、服装など
・生活リズム
・子どもへの叱り方
・食事中の態度(箸やスプーンの持ち方など)
・母乳のあげ方や卒乳の時期(離乳食を与え始める時期など)
・オムツをつけ始める時期やトイレトレーニングの時期
・習い事や進学について
口出しされる内容について、細かく例を挙げればはまだまだあるかもしれませんが、上記の内容について意見される事が多いと思います。
育児に対する考え方や方法は人それぞれ違う為、自分の考えを押し付けてくるのはやめて欲しいものです。
正論を言われる事もあると思いますが、子どもの性格に合わせた教育や、理想通りにいかない苦労を分かってもらえない為にイライラしてしまう事もあります。
夫婦での子育て分担について口出しされるケースも多いでしょう。
共働きであっても専業主婦であっても、名も無き家事から育児まで、ほとんどママがこなしている現状が多いはずです。
そんな中、せめて子どもの食事やお風呂、オムツ替えや遊びの相手はパパに担ってもらいたいのが本音だと思います。
パパにもっと子育てに参加させるような干渉であれば歓迎なのですが、義母が息子の負担を減らすように口出しをしてくるケースも多いのではないでしょうか。
特に親の世代は、家事育児は女性の仕事という考えを持っている人も多い為、夫に育児の負担をかける妻をよく思わないのかもしれません。
夫婦で子育てを分担して、うまくいっているのに口出しされるのもストレスを感じます。
子育てに口出しされた場合に真っ向から議論を重ねてもキリがありませんし、カドが立ってしまいます。
できる限り、ケンカになったりストレスが溜まらないように対処したいものです。
相手の話を全て受け止める必要はなく、情報を取捨選択する事が大切です。
口出しされたとしても、参考になる部分は真摯に聞いて取り入れて、共感できない部分は「なるほど〜」「参考になる〜」などと受け流してしまいましょう。
ただ、自分の気持ちを押し殺して対応しなければいけないので、それが続けばストレスが積み重なっていつかは我慢の限界を迎えます。
あまりに口出しされすぎて耐えられなくなった場合には、はっきりと育児方法が違う事を伝えてしまえば良いでしょう。
当然ながら各家庭で教育やしつけなどの方法は異なります。
育児方法について口出しされても「うちは〇〇だから〇〇なの」などと明確に伝えるようにすれば、口出しされる事も徐々に減っていくはずです。
「子どもの意思を尊重しているから」というフレーズも効果的ですよ。
それでも育児について口出しされてストレスを感じるようであれば、最終手段です。
人から子育てについて口出しされて、受け流したり自分の意見を伝えても口出しをやめてもらえなければ爆発しそうになります。
そんな時は距離を置く事が最も有効です。
育児に口出しをする人は家庭ごとに育児方法の違いがある事や、そもそも育児について口出しされるのが嫌だという気持ちを理解してくれていない訳です。
それは口出しの内容が正論かどうかに関わらず、価値観が異なるという事でもあります。
とは言え相手が実母や義母などの家族であれば、あからさまに距離をとるというのはカドが立ちます。
また、いざという時に協力や援助してもらえる様な関係性は保っておくべきです。
適当な理由で、あまり頻繁に顔を合わせずに済む距離の場所に引っ越すなどすれば、ストレスも緩和されます。
引越しは難しいという場合でも、「自分や子どもの体調が悪い」「忙しいから」などの理由で会わなくてもよい期間を作ったり、徐々に距離を置いていきましょう。
相手が友人であれば必要最低限の付き合いだけに留まる様、徐々にフェードアウトするべきです。
子育てに口出しされた際、きちんと自分の意見を伝える事も大切です。
ただ、言い合いやケンカに発展してしまわない様に配慮し、説得力のある伝え方をする必要があります。
自分の意見を伝えるとはいっても、ケンカになる事を避ける為に感情的にならない様にしましょう。
まずは落ち着いて相手のアドバイスや意見を聞き入れ、ある程度の同感を示した上で自分の意見を伝える事が大切です。
口出しされた事に対して頭ごなしに否定すると相手を刺激してしまう為、まずは理解を示してから自分の意見と具体的な理由を伝えます。
意見を伝える際に自分の意見だけでなく、第三者の意見も伝える事で相手も納得してくれる場合があります。
ただし専門家など、影響力や説得力のある人の意見であるべきです。
「医師にこう言われた」「育児の本に書いてあった」などと伝えれば相手も反論しづらくなります。
科学的根拠や医学的根拠を述べる事ができれば更に良いでしょう。
子育てに口出ししてくる人がいて、自分だけで対処できない場合は育児のプロに相談しましょう。
地域の子育て支援センターや保健センターなど、育児相談できる機関はたくさんあります。
また、子育て診断士や保育士、ベビーシッターなども知識や育児経験が豊富で頼りになる為、相談できる場合は頼った方が良いでしょう。
ハニークローバーではベビーシッターの派遣だけではなく、家事の代行も承れます。
ストレスや疲労で育児も家事も手に付かないような時には、是非ハニークローバーにご相談下さい。
リフレッシュする為に、1人で外出したい場合などにご利用頂く事も大歓迎です。
子どもとの楽しい日々の為にも、ストレスで追い詰められてしまう前に誰かに頼って助けを求める事は大切です。
子育てに口出しされる事が大きな悩みとなっている方もいるかもしれませんが、まずは様々な対処法を試してみて下さい。
どうやっても解決できない場合には、1人で抱え込まずに誰かに相談するべきです。
可愛い子どもたちとの暮らしを守る為にも、負ける訳にはいきません。
子どもにとって母親はあなただけですから、あなたの子どもの事はあなたが一番知っています。
きっと、子どもにとってはあなたの子育てが一番の正解でしょう。