赤ちゃんがお昼寝しない場合の対処法は?お昼寝に関するよくある誤解もご紹介

2022年1月7日

子育て

赤ちゃんを寝かせようとすればするほど寝てくれない経験をしたママは多いのではないでしょうか。

赤ちゃんのお昼寝は本当に必要なのでしょうか。意外に知られていない寝てくれない赤ちゃんのお昼寝の対処方法と誤解について解説します。

これを読めば赤ちゃんにとってお昼寝がいかに大切かよく理解できます。

これから育児されるママや今まさに育児真っ最中のママ、ぜひ参考にしてください。

赤ちゃんのお昼寝が大切な理由

赤ちゃん

お昼寝だけでなく夜もなかなか寝てくれないと悩んでいるママが実は多いのです。

昔から「寝る子は育つ」といいますが、睡眠は赤ちゃんにとって大変重要で科学的根拠もあります。

大人が想像する以上に赤ちゃんの脳は多くの刺激を受けているため脳を休ませることが欠かせないのです。

お昼寝は赤ちゃんの疲れをほぐし精神的緊張を癒してくれます。

そして、お昼寝をすると赤ちゃんの脳にある松果体からメラトニンというホルモンが分泌され、免疫力の向上・成長を促してくれるのです。

特に幼児期の赤ちゃんのメラトニンの分泌量は多く、お昼寝は成長に必要なものといえます。

これは脳科学でも証明された事実であり、赤ちゃんが落ち着いてお昼寝ができる環境作りが求められます。

赤ちゃんのお昼寝に関するよくある誤解

親子

赤ちゃんのお昼寝についていくつかの誤解があります。ここでは2つの”誤解”について解説しましょう。

長く昼寝した方が夜もよく眠れる

よくいわれるのは長く昼寝をした方が夜も眠れるというは明らかな誤解です。

生後1ヶ月の新生児の場合は体内時計がまだ整っていないため昼夜を問わず浅い眠りを繰り返しています。

この時期は寝る時間を決めるのではなく眠りたいだけ眠らせてあげてください。

生後2ヶ月を過ぎることから夜寝る時間が次第に長くなります。この時期からお昼寝時間に注意が必要です。

長すぎるお昼寝は夜の睡眠に影響することから、お昼寝の時間は午前中1時間・午後3時間程度が最適です。

夕方17時ころまでお昼寝をさせてしまうと夜の睡眠に影響するため注意しましょう。

生後5ヶ月くらいからはお昼寝から目覚めたら公園に行くなど外の空気に触れさせることで夕方昼寝をしなくなります。

1歳前後になると午前中のお昼寝はしないようにしましょう。午後2時間程度お昼寝にあてれば十分です。

夜どうしても寝てくれない場合も無理に寝かしつけるのではなく、静かであまり明るくないリラックスできる環境にしてあげれば自然に寝てくれるでしょう。

眠っている時は起こさない

おもちゃで遊ぶ親子

生後1ヶ月くらいなら眠っている時は起こさないのは正しいといえるでしょう。しかし、次第に夜寝る時間が長くなるころには、お昼寝の時間を短くしていきます。

お昼寝の時間を短くするためには外に連れ出して公園を散歩するなど赤ちゃんと遊ぶ時間を意図的に作ってあげてください。

最初は30分でも長く起きていてくれたらいいでしょう。疲れてお昼寝しても構いません。

これを繰り返すことで赤ちゃんは自然に生活リズムを身に付け、夜の睡眠でしっかり熟睡してくれるようになります。

赤ちゃんがお昼寝しない場合の対処法

お昼寝する赤ちゃん

赤ちゃんのお昼寝に関する悩みは生後5ヶ月あたりから増え始めるのです。

生後5ヶ月くらいから体と生活リズムがかみ合い出して、決まった時間帯にお昼寝をするようになります。

しかし、一方でお昼寝の時間が以前よりも長くなり夕方まで寝ているので夜寝てくれないという意見もあります。

赤ちゃんがお昼寝してくれない場合はどのように対処すればいいのでしょうか。

具体的に対処方法を解説しましょう。

寝る環境を整える

離乳食を食べる子ども

一番重要なポイントは寝る環境を作ってあげることです。

電気を消してカーテンを閉めて部屋を暗くする(フロアランプ程度はつけておく)・テレビやオーディオの音を出さない・快適な部屋の温度設定など気を配ってください。

赤ちゃんの体温は高めですからあまり着込んだ状態で寝かせると汗をかいてしまいます。部屋の湿度は60%くらいがちょうどいいでしょう。

またママやパパの目の届く範囲でお昼寝させます。

優しくボディタッチする

赤ちゃんを寝かしつけるときにおすすめな方法は優しく背中・お尻・胸などをトントンとボディタッチすることです。

そして、優しい声で子守唄を歌ってあげると落ち着いてよく眠れます。

子どもの生活リズムを見直す

赤ちゃんとハート

子どもが夜なかなか寝ついてくれないのは生活リズムが崩れているかもしれません。

例えばお昼寝の時間に問題があったり、おむつが蒸れていたりするだけで赤ちゃんの生活リズムは崩れやがて健康にも影響する可能性があります。

本来あるべき生活リズムを取り戻してあげれば夜もよく眠れるようになります。

生活リズムを取り戻すのは簡単ではありませんが、例えば朝起きる時間やお昼寝の時間などを決めて実行しましょう。

お昼寝の時間が短くなると機嫌が悪くなることもありますが粘り強く行うことで赤ちゃんの体も次第に慣れてきます。

赤ちゃんの寝顔を見ていると起こすのが可哀想になりますがママの強い意志で赤ちゃんをだっこしたり、体を触ったりして目を覚まさせましょう。

寝かしつける側の気持ちを落ち着かせる

なかなか寝てくれない赤ちゃんは愚図ったり泣いたりして、寝かそうとするママも少しイライラしてしまいがちです。

この状態で寝かしつけるのは逆効果になるため、まず寝かしつけるママの気持ちを落ち着かせて下さい。

深呼吸をする・熱いお茶を飲む・甘いお菓子を食べるなどちょっとブレイクするのもおすすめです。

また自分も一緒に寝るくらいのつもりで赤ちゃんに接すれば落ち着いた気持ちで寝かしつけられます。

寝ている間にこれをしないといけないとか考え出すと寝てくれない子どもにイライラすることになりかねません。

覚えておきたいポイント

笑顔の赤ちゃん

赤ちゃんを寝かしつけるときに覚えておきたいポイントがあります。

これさえ押さえておけば赤ちゃんを上手に寝かしつけられますから参考にしてください。

睡眠のサイクルは成長とともに変化する

赤ちゃんの睡眠時間のサイクルは成長とともに変化していきます。

生後間もない赤ちゃんは生活リズムが整っていないため朝起きて夜寝る生活ができないのです。

そのため浅い眠りで2~3時間おきに目覚めては寝るの繰り返しでほぼ1日寝て過ごしています。

生後8週目くらになるとお昼寝したくなると自ら合図を発するようになります。

そして次第に昼の睡眠時間が減って夜の睡眠時間が増え始めるのです。

昼寝にも個人差がある

子ども

生まれたばかりの赤ちゃんの平均睡眠時間は約15~16時間です。

数か月間は体のリズムが整っていないためノンレム睡眠よりレム睡眠が圧倒しています。

そのため個人差はありますが赤ちゃんは約2~3時間おきの睡眠サイクルが一般的です。

体の成長とともにノンレム睡眠が上回り、まとまった時間しっかり寝るようになります。

生まれて間もない赤ちゃんでお昼寝時間が短くて心配する方もいますが、これも個人差があるので1日に10時間以上寝ていれば特に気にする必要ありません。

赤ちゃんがお昼寝しないことで困っているなら

親子の光景

お昼寝をしない子どものいるママは寝かしつけるのも一苦労ではないでしょうか。

インターネットが発達しさまざまな情報を飛び交う現代において、どの情報を信じて実行すれば子どもはお昼寝してくれるのか判断できません。

こいうときに育児のエキスパートであるハニークローバーのベビーシッターを利用してみてはいかがでしょうか。

子どものお昼寝する時間に自宅に来てもらい赤ちゃんのお昼寝をサポートしてもらいます。

そして寝ている間に赤ちゃんはシッターにまかせて夕飯の買い物に出かけたり、ちっと息抜きしたりすればリフレッシュできます。

家事までお願いすれば費用面でちょっとということであればこうしたシッターの利用もあるのです。

賢くベビーシッターを利用することで赤ちゃんが寝ている間にたまっていた家事もスムーズに終わらせられます。

まとめ

赤ちゃんとハート

赤ちゃんがお昼寝しない場合の対処法とさまざまな誤解について解説してきました。

なかなかお昼寝をしてくれない赤ちゃんに悲鳴を上げそうになっているママに、ハニークローバーは優秀なベビーシッターを紹介してくれます。

育児の真っ最中で自分の時間がないママにはリフレッシュする時間が必要です。

育児は自分でするものと考えないで、まわりにあるサービスを活用してみてはいかがですか。

ベビーシッターに赤ちゃんのお昼寝とシッティングをお願いして夫婦で束の間のランチに出かけるのもたまにはいいでしょう。

効率よくハニークローバーのサービスを利用すれば、日頃できない夫婦のコミュニケーションもできて家事・育児もはかどります。

まずは気軽にハニークローバーにお問合せください。

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