2021年10月28日
知育
現在、小学校4年生の男の子と小学校2年生の女の子の母親をやっています。
育児も少し落ち着き、自分の時間が少し取れるようになってきた今日この頃。
そうは言っても子育てについての悩み事は尽きることはなく、まだまだ未熟な母親ではありますが、ここでは少し立ち止まって今までの子育てを振り返ってみようと思います。
さて、お子さんをお持ちの方は、誰でも一度は考えたことがあるはずです。
「我が子にどんな習い事をさせたらいいのだろう!」
今回は、私が今まで子供たちにさせてきた習い事について、振り返りつつ、私なりの経験談を書いていきたいと思います。
どなたかの参考になれば嬉しいです。
ママと一緒にスイミングが習えるベビースイミング。
0歳児からできる習い事の定番でもあります。
これは、息子・娘どちらとも経験しました。
結果を言うと、今となってはこの頃しかできない、かけがえのない思い出になりました。
とてもよかったです。
私はどちらかというと外に出て発散するタイプ。そして、体を動かすのが大好きです。
そんな性格の私とも相性が良かったのかもしれません。
0歳児と一日中家にいることが苦痛に感じるほうだったので、ストレスも発散できました。
それこそ習い始める前は、
「水着になんてなれない!恥ずかしい!!」
って思っていましたが、安心してください、みんなそれぞれの子供との時間に夢中です。
子供にとっても、プールに通うことで水慣れができたので、お風呂でのシャワーを嫌がらなくなったり、程よい運動にもなったり、良い点はたくさんあったと思います。
しかし、改めて振り返って思うことは、「子供に」<「私に」。
ベビースイミングで過ごした時間は、可愛らしいあの時期の子供たちとの宝物です。
今現在も習っていて、一番長く続いているのはピアノです。
息子5歳、娘3歳から習っています。
正確にいうと、息子は3歳の時にグループでやるピアノ教室に1年行っていましたが、
しっかりとピアノを習っていきたいなら個人の方が上達は早いかな、と思います。
グループタイプのレッスンはピアノだけではなく、歌や楽器、また他の子供たちとアンサンブルを楽しめたりして、「音楽」自体を楽しめるというメリットはあると思います。
ですが、重複になりますがやはりピアノがうまくなりたいなら、断然個人レッスンの方が上達は早いと思います。
ただ、幼児期から始めるピアノには、必ず知っていただきたい落とし穴があります。
それは、「親の協力無しでは上達できない」。
子供が「ピアノを始める」=親も「ピアノのある生活を始める」。
この覚悟が必要です。
どういうことかというと、ピアノというのは、英語と一緒です。
使わないとあっという間に忘れます。
つまり、毎日の練習が必要です。
子供がピアノを習い始めると同時に、親が毎日の育児ルーティーンに「ピアノを練習する」を組み込まなければなりません。
これが習慣化するまでが大変です。
練習を嫌がる子供をピアノの前に座らせるたび何度も「もう辞めたら良いのに・・・!」と思いました。ピアノを習っているお友達のママと苦しみをぶつけ合いました。
一番辛かったのは、緊急事態宣言が出て、レッスンがオンラインになった時。
画面から何度も逃走する子供に、何回心折れたか分かりません。
そんな日々を乗り越え、ありがたいことに今はすっかり習慣化し、生活のルーティンに組み込まれています。
子供たちも自発的に毎朝弾くようになりました。
ピアノのおかげで、子供たちは音楽が好きです。
紆余曲折ありましたが、音符がスラスラ読めて、素敵な曲を奏でることができるのは素晴らしいことです。
途中で諦めてしまった身としては、羨ましくも思います。
芸術なのでゴールが明確でないため、いつまで続けるのかは悩ましいところですが、本人たちの意思に任せたいと思います。
サッカーが大好きな夫の強い希望で、5歳から習い始めたサッカー。
初めはボールをただ追いかけるだけの息子も、どんどん楽しさに目覚めます。
またサッカーの観戦もするようになり、今では将来の夢はサッカー選手!というくらいすっかりハマっています。
今では小学校のチームに所属し、週末はチームでサッカー、また平日は週に2回別のサッカースクールに通っています。
夫が主導でやらせているので、親子でサッカーの練習をしたりして、その時間はとても楽しいようです。
また、サッカーをしている子供たちは上を目指して頑張っている親子も多く、そういう方々との出会いは刺激的で、学びがあります。
スポーツ選手を育てるということは、本人の才能だけでなく、親を始め周りのサポートがどれだけ必要なことか。
(全てのスポーツ選手の親御さん、尊敬いたします。)
また、初対面であっても、学年が違っていても、一度サッカーをすれば仲良くなることができ、体力だけでなく、コミュニケーション能力も上がっていると感じます。
これからも、楽しみながらぜひ続けて欲しいです。
私には、長年抱えているコンプレックスがあります。
それは「字が汚い」ということ。
ネットやパソコンが普及した今でも、「字を書く」場面はまだまだたくさんあります。
ちょっとしたお礼に「ありがとうございました」と綺麗な字で添えられているだけで、どんなラッピングよりも素敵に見えるものです。
また、整った字からは知性も漂います。
字が汚いと、どんなに文学的で知的なことを書いていたとしても、今ひとつ説得力がありません。
年齢を重ねるうちに、「字が上手く書けることの大事さ」に気づいていった私。
子供の習い事にもちろん習字は必須でした。
ただ、運筆もままならない早い時期からは必要ないかと思ったので、二人ともひらがなをマスターした小学校2年生の春からスタートしました。
娘はまだ習い初めて間もないので、特に変化はありませんが、ちょうど習い始めて2年経つ
息子の字は、私の字を超えました。
特に、漢字ドリルを見ると、いつもため息が盛れるくらい素晴らしく連絡帳も綺麗!!
美しい字は、正義。
これもまたいつまで続けるか悩むところはありますが、あともう少し、頑張って欲しいです。
ここまで色々な習い事について述べてきましたが、今の時点で習わせてよかった!!
と思っているベスト1は、
ずばり「スイミング」です!!
初めは嫌がっていた子供たちも、級が上がるごとに熱中していき、今では楽しさ一番の習い事になりました。
オリンピックの影響もありますが、娘の夢は「競泳選手になること」です。
スイミングのいいところを3つ挙げます。
1.一生身につく技術
自転車と一緒で、一度泳げると忘れない!
2.体幹が鍛えられる
泳ぐことは左右対称の全身運動。体幹を鍛えるのにもってこいです。
3.終わりがわかりやすい
クロールをマスターしたら、25mおよげるようになったら、最後の級までいったら、、、
それぞれ分かりやすいタイミングで区切りをつけて終わることができます。
先生とも個人的な付き合いでないので、辞めやすいです。
特に今はコロナ禍で学校で水泳の授業が実施されていないこともあり、本当にスイミングを習っていてよかったと思います。
子供はとても楽しんでいるし、いい運動になっています。
しかし、正直なところ、コストは一番かかっているので、願わくは早く合格して卒業してほしいと思う親心です。
以上が、私が経験した子供の習いごとです。
他にも、ダンスや英語、そろばんなどありますが、特に語りたい習い事について書かせていただきました。
今はたくさんの習い事があり、何を習わせていいのかわからなくなるほどですが、基本は「子供が楽しく続けられること」が一番だと思います。
中にはピアノのように忍耐が必要な習い事もありますが、子供の性格や素質を注意深く観察しつつ、いろんなことをやらせてみたいのが親心です。
子供は可能性の宝庫。
今の習い事が、子供たちの未来に役に立つことがあったら親としては本当に嬉しいことですね。
私の話が、少しでもどなたかの役に立てたなら、嬉しいです。